まず笑顔せよ　みな笑顔する

こんばんは。

昨日も今日も寒い一日でした。

先日、新品の長袖の肌着を誤って袋から出して、

「まだ早かったなぁ…」

とか言っていたのですが、全然早くなかったです。

さて、今日は「笑顔」についてお話しましょう。

仏教では、笑顔は「布施（ふせ）」という善なのです。

皆さんは「布施」という言葉はご存知でも、

正しい意味を知らない方が多いかもしれません。

何となく、お坊さんにお経を読んでもらって、

そのお礼に渡す袋に「御布施」と書くから、

お坊さんに渡すお金のことかなぁ……、

と思っている方が多いように思います。

仏教で、布施とは「施す、与える」ことです。

お金や物を人にあげることを「財施（ざいせ）」と言います。

布施は、大変に素晴らしい善として教えられていることなのですが、

中には、

「人にあげられるようなお金や財産なんてないよ」

といわれる方もあるでしょう。

でも、心配はいりません。

お金や財を持たない人でも、

気持ちさえあれば７つの布施ができますよ、とお釈迦さまは

「無財の七施」を教えられています。

中でも、その２番目に教えられるのが

「和顔悦色施（わげんえっしょくせ）」

という善で、これは、優しい笑顔で人に接することをいいます。

笑顔は周囲を和ませ、トゲトゲしい対人関係も

スムーズにしますね。

「呼べば呼ぶ　呼ばねば呼ばぬ　山彦ぞ

　まず笑顔せよ　みな笑顔する」

と言われます。

私が笑顔になれば、周囲も笑顔になります。

にこやかな笑顔と明るいあいさつほど、

世の中を楽しくするものはないでしょう。

アメリカのある学者の面白い教訓があります。

「笑う時には、１６本の顔の筋肉を動かせばよいが、

　怒る時は、６２本動かさなければならぬ。

　エネルギー上からも、笑い顔の方が怒り顔よりも得である」

なるほどなぁ、と思います。

機嫌のいいとき、余裕があるときは笑顔も出来ますが、

何か気分がモヤモヤしているとき、

失敗したり、他人から悪口を言われたときは、

気分も悪く、ブスッとした顔になりがちです。

ところが、そんな顔をしていると、

どうも、周りの雰囲気もどんよりしがち。

「何か、機嫌が悪いぞ」

「今日は、近づかないほうがいいみたい」

「あまり話さないようしよう」

そんなことを思わせてしまうのです。

これって、残念ですよね。

反対に、もし周囲がどんよりしてたら、

自分から笑顔でいきましょう。

ニコッと笑って、笑顔でいきましょう。

これは、とても素晴らしい善なのです。

心掛けさえあれば、どんな人でも、いつでもできる善が

“笑顔”なのです。

━ ぴょんたの ◆◆
◆◆ ひとりごと ━

最近、福岡の方（読者の方でもあります）から、

辛子明太子をいただきまして、

ハマってます。

「こ、これは!!」

ほかほかご飯にピッタリです。

ありがとうございました!!

今日、昼のテレビ番組で、気温が１５度を下回ると、

鍋料理を食べる家がグッと増える、と紹介されていました。

今日の富山は１５度を下回ってます。

１２月上旬並みの気温だそうです。

こ、これはお鍋です！

さて、昨晩は、来年の手帳を買ってきました。

毎年、同じ種類の手帳を使ってます。

１年があっという間です。

早いですね。

では、また☆

(*^-^)