やりたいことをガマンして、

別のことに打ち込んだ時期がありました。


やりたいことをやっている方が楽しいし、面白いのに、

そのやりたいことをグッとガマンして、

あまりやりたくもないことに、一生懸命になったんです。


その理由は、

「後悔したくなかったから」。


私にとっては、それは、受験勉強でした。


理系なのに、数学が嫌いで、苦手でした。

でも、入りたい大学の試験では、必須科目だし、

配点も重いので、しっかり勉強しなければなりません。


本を読んだり、絵を描いたり、

趣味に没頭している時間のほうが、

圧倒的に楽しいのに、やりたくない勉強を優先させました。


「やりたいことがやれたら、きっと後悔しない」

と思いつつも、普段は、あまりやりたくもないことに

時間を使っていることの方が多いようです。


だけど、その「あまりやりたくもないこと」を

やらないままにしておくと、間違いなく「後悔する」

と思うから、ちゃんとやろうとするわけです。


やりたいことをやれば後悔しないのか、

やらねばならないことをやれば後悔しないのか、

やらないといけないことを優先させて、

やりたいことをやらないままでいれば後悔しそうだし、

かと言って、やらないといけないことを放ってもおけない……。


「どうしたら後悔しないか?」


私たちは、それを常に考えて生きていると言えるでしょう。

なぜなら、みんな「幸せ」を求めて生きているからです。


「どうしたら後悔しないか?」


これは、誰にとっても共通するテーマではないでしょうか。


では、どうしたら後悔しないでしょう?


これは、とても難しいテーマですよね。

簡単には答えは出ません。


反対に、どんな時に後悔をしたか、

それを考えてみてはいかがでしょうか。


たいていは、

「あの時、~しておけば良かった」

という、まさに「後悔先に立たず」で、

自分の判断が誤っていたことで、

痛い失敗をしたり、相手に迷惑をかけたり、

場合によっては、もう取り返しのつかないことに

なってしまったケースもあるでしょう。


これまで、「幸せ」をテーマに話を進めてきましたが、

私たちが人生をかけて求めているもの、それが「幸せ」です。


でも、考えてみると、その肝心な「幸せ」について、

私たちは国語や数学、理科や社会など、

学校の勉強ほどにも学んだことがありません。


「これが幸せだ」

と信じて努力したのに、つかんでみると、

「何だコレは?こんなはずじゃなかった……」

と、トホホな結果に終わる人は、

少なくないどころか、周り中にあふれています。


「やりたいことがやれたら、きっと後悔しない」

と信じて、がんばって、実現したにもかかわらず、

一番欲しかった“幸せ”がどこにもない……。


世界を舞台に活躍する人でも同様です。


元ジュニアバンタム級世界王者・鬼塚勝也(25戦24勝17KO1敗)は、

辰吉丈一郎、渡久地隆人とともに、日本ボクシング界で、

「平成の三羽ガラス」といわれた人です。


18歳でプロデビューするや、

東日本新人王、全日本新人王に連続して輝き、

2年後には、日本ジュニアバンタム級王座を獲得。

そして迎えた平成4年の世界王者決定戦では、

激しい接戦の末、タイのベテラン王者から、判定勝ちをものにしました。


22歳の鬼塚は、ついに世界チャンピオンの座にたどり着いたのでした。

しかし、熱狂の中で、彼のはれ上がったまぶたの奥には、

もの悲しい影が宿っていました。

やがてその理由は、彼の口からこう語られます。


「少年の頃、世界チャンピオンはスーパーマンみたいな存在やと思ってきた。

 俺にとっては神様に近い存在ですよね。

 凡人の俺が、そんな凄い場所に辿りつくことができたら、

 いったいどんな凄い人間になれるんだろう。

 そのことだけを励みにここまで頑張ってきました。

 しかし、試合に勝ってはみたものの、あるはずのものが何もないんです。

『エッ、何なのこれ?なんで、何もないんや?』

『いや、次勝てばきっと何かが得られる』

 そう信じて、次から次へと試合を積み重ねていきました。

 だけど何も残らない。

 試合が終わった夜は、生き残れた実感と

 自分が探し求めたものが何もなかったという寂しさで発狂しそうになりました。

 俺は常に素直に飛び跳ねる自分でおりたいのに、充足感がないから、

 「何でや?」

 という思いばかりが虚しく深まっていく。

 最後の試合までずっとその繰り返しでした」

 (『週刊文春』平成6年11月)


多くのスポーツ選手が、大きな目標を達成したのに、

何も得られず幻滅の深い傷を残していると、

競争の研究で知られるアルフィ・コーンは発見しています。

夢みられた夢と、実現された夢とのあいだには、無限の距離があるようです。


幸せを求めて生きる限り、私たちは、

「どうしたら後悔しないか?」

というテーマから離れることは出来ません。


そして、

「本当にこれでいいのだろうか?」

という不安が、常につきまとってくるのです。


物質的には恵まれているのに、

なぜか心が満たされず、ぼんやりとした不安に覆われているのは、

この問題の解答が得られていないからと言えるでしょう。


何が本当の幸せかわからない暗い心を、

仏教の言葉で「無明(むみょう)の闇」と教えられます。

心の闇を解決し、本当の幸せになるにはどうしたらよいのか?

これが仏教の専門分野といえるでしょう。



━ ぴょんたの ◆◆
◆◆ ひとりごと ━


伝説のタヌキコーヒーなるものを飲みました。

「タヌキコーヒー?なんですかそれは?」

という方もあるでしょう。


何と言っても、“伝説”ですから……。


ところはベトナムのコーヒー農園。

コーヒーの収穫期になると

コーヒー農園に夜な夜な現れるのが“タヌキ”です。


タヌキは、完熟した最高の豆ばかりを狙って食べてしまいます。


ある日のこと、コーヒー農家に特別のお客さんが

突然来ることになりました。


しかし、おもてなし出来るものが何もありません。

コーヒー豆もタヌキに食べられてしまっています。


仕方なく、農家のおじさんは、タヌキのお腹を通ってきた

ウンコ(食事中の方、ごめんなさい)の中から豆を取りだし、

キレイに洗って焙煎してお客さんに出しました。


すると、

「お、おいしい!! こんな美味しいコーヒーは初めてだ!!」

と言って、とても喜んで帰ったそうです。


それで、このコーヒーがお客さんのもてなしに重宝されるようになったのが

タヌキコーヒーの始まりだとか……。


タヌキが食べた豆は、タヌキのお腹を通り、体内の消化酵素によって

独特の深い芳香をもった豆へと変化し、消化されずに出てきます。


糞から取り出した豆を焙煎して作ったコーヒーが

濃厚で香り豊かな貴重品として飲まれるようになった、ということのようです。


実は、その味を再現したものを飲む機会がありまして、

はじめはそんなコーヒーだとは知らずに飲んで、ビックリ。

「こ、これは美味しい!!」


調べてみると、こういうことだったわけです。

香りが良くて、味もすごくきめこまかい丁寧な味わい、

まろやかで、しかも後味スッキリなんです。


「死ぬまでに一度は飲んでみたいコーヒー」と言われて、

世界中のコーヒー通から絶賛されている世界三大コーヒー、

アフリカのモンキーコーヒー、

インドネシアのイタチコーヒー、

そして、ベトナムのタヌキコーヒー、

だそうです。


コーヒーを飲みながら、読書の秋を楽しむ、

というのも、良いですね☆

(*^-^)


お釈迦様と親鸞聖人の教えられた「ただ一つのこと」がわかるブログ-アンケートにご協力ください ←今すぐクリック!!



*今回のひまわり日記 はいかがでしたか?

 
「へぇ!」「なるほど!」「勉強になった」
 と思われた方、クリック投票をお願いします☆

 ↓↓↓↓↓↓↓↓

 
http://clap.mag2.com/treclisast?pyonta




ペタしてね



皆さんのクリックのおかげで、ランク上位に入ってきてます。


本当にありがとうございます。



にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ  ブログ村ブログランキングに参加中!クリックで応援してね☆

人気ブログランキングへ  人気ブログランキングに参加中!こちらもクリックよろしくです♪  




★まぐまぐでメルマガを発行しています!(ほぼ日刊)


【昨日より今日が前進 言葉で親しむ仏教講座】


 携帯電話でも読みやすい1分で読める法話です。


 ちょっとしたヒントで、昨日より今日、一歩でも

 前進できたら、きっとすてきな一日になるはずです。


 メルマガの登録・解除は、こちら からどうぞ。


 携帯の方は、ここに空メールを送って登録が出来ます。

 QRコードをご利用下さい。

  ↓

 aM0094295@mobile.mag2.com


 ひまわり日記・親鸞会の講師の一人はこんな人-昨日より今日が前進



□━●━○━●━□
 ぴょんたの
  ひまわり日記
■━○━●━○━■



【mixi】 でも読めます☆ マイミク歓迎です!!



あなたが仏教から学べるたった一つのこと

  どなたでも参加できる勉強会です。全国各地で開催されています。