もうすぐお盆を迎えます。

お盆といえば、仏教の伝統行事で、

地獄の釜のフタが開いて帰ってきた

ご先祖さまの霊を迎え、供養する日と思われています。


だから、迎え火で先祖の霊を迎え、

送り火で故人の霊を送る風習が昔からあります。


祖父母の家では、食事をする前に、

必ずお仏壇の前に座り、おりんを「チーン」と鳴らして

お参りしてから、ご飯を食べるのが普通でした。

やはりこれも、ご先祖様に手を合わせているもの

と思っていました。


これが仏教の常識で、仏教は先祖の供養を教えたものだと

思っていました。


ところが、これは誤った常識だったことが、

仏教を学んで初めてわかりました。


仏教では、お盆に先祖の霊を迎える、ということはしません。

また、お仏壇にまつっているのも、先祖ではないのです。


そもそも、お盆とは、お仏壇とは何なのか?

今回はまず、お仏壇について話をしましょう。


お仏壇には、みんな、亡くなった人の写真や位牌を置いて、

手を合わせていますから、先祖をまつるものだと思っている人が

多いようです。


生前の元気な姿を思い、食卓に、ご飯や水などを置いて

故人をしのぶことがありますから、

お仏壇にお供え物をするのも、それと同じように

思っているのでしょう。


「仏とは、死んだ人のことだ」

というのが、多くの人の常識になっているので、

「仏さま」と言ったら、たいていは亡くなった先祖のことだと

思われています。


しかし、実は、浄土真宗のお仏壇には、

位牌や故人の写真は置かないのです。


「えー? どうして?」

と思われる方も多いでしょう。


それはどうしてでしょうか?

「仏」とは、亡くなった人のことではなく、

浄土真宗で「お仏壇に御安置する仏さま」とは、

「阿弥陀仏」以外にないからです。


浄土真宗で、お仏壇に御安置しているのは、

「阿弥陀仏」という仏様なのです。


「阿弥陀仏?

 お名前は聞いたことあるけど、どんな仏様なの?」


疑問にお答えしましょう。


仏さまとはどんな方かといえば、

最高のさとりを開かれた方をいいます。

一口に「さとり」といっても、

仏教では、低いさとりから高いさとりまで、

全部で52の位があると教えられています。

これを「さとりの五十二位」といいます。


その52のさとりの、最高のさとりの位を

仏覚(仏のさとり)といいます。

これ以上のさとりはありませんから、無上覚ともいわれます。


この最高無上の仏覚まで到達された方だけを

「仏」とか「仏さま」といわれるのです。

ですから、死人を仏というのは大変な間違いであると、

お分かりになるでしょう。


この地球上で仏のさとりを開かれた方は、約2600年前、

インドで活躍されたお釈迦様以外にはありません。

これを

「釈迦の前に仏なし、釈迦の後に仏なし」

といわれます。


その世界最高の偉人であるお釈迦様が

「私の先生を紹介しに来たのだよ」

と教えられたのが、阿弥陀仏といわれる仏さまです。


お釈迦様は、大宇宙には地球のようなものは無数にあり、

数え切れないほどの仏がまします、と説かれ

それらの仏の先生が阿弥陀仏である、と教えられました。


お釈迦様も大宇宙の仏の一仏ですから、

お釈迦様は阿弥陀仏のお弟子ということになります。

阿弥陀仏は、お釈迦様を含め、

大宇宙のすべての仏の先生ということです。


そして、私たちをこの世も未来も、本当の幸福に救う力のある仏は、

大宇宙広しといえども本師本仏(先生)の阿弥陀仏しか

おられないことを、弟子のお釈迦様は仏教の結論として


「一向専念無量寿仏(いっこうせんねん・むりょうじゅぶつ)」


“私の師である阿弥陀仏に助けてもらいなさい”と説かれました。

※無量寿仏とは、阿弥陀仏の別名です。


これは、お経に説かれているお釈迦様のお言葉です。


お仏壇を玄関に置いたり、トイレの横に置いたりする家はありません。

家の中で一番よい部屋にあるのが普通です。


浄土真宗の家で、お仏壇を最も大切にするのは、

最も尊い仏さまである阿弥陀仏を御安置してあるからなのです。


どんなに大事なお客さまよりも尊い方が阿弥陀仏です。

お仏壇にほこりがかぶっていたり、

何日も前のお仏飯が供えてあったり、

お仏花が枯れていたりしないよう、心をかけてゆきましょう。



━ ぴょんたの ◆◆
◆◆ ひとりごと ━


今週の土曜日(7日)は、富山県滑川市の

滑川市民交流プラザ3階の会議室で、

参加無料の仏教勉強会を開催します。


時間は、

昼の部は、13:30~15:00、

夜の部は、18:30~20:00

です。


どなたでも参加自由です。

お仏壇の前で読む

「きみょうむりょうじゅにょらい~」

で始まる『正信偈』(しょうしんげ)という親鸞聖人が

書かれたものについて話を致します。


どうぞご参加下さい☆



それにしても暑い。

今日の富山県は、暑かったです。

35度を超えてました。


セミも暑さにへばったのか、地面に仰向けに転がっていました。

(近づくと、飛んで逃げていきました)


7日は立秋だそうですが、この暑さ、まだまだ続きそうです。

気合いを入れて、がんばります!



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