LAKEBIWA100を振り返る その3 | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

 

 

あまりの眠気に、とりあえず、道端に腰をおろして寝ることにした。

 

ホントは横になってでも寝たいのだが、後ろから来る選手に『倒れてる人』って思われても困るので、体育座りのような姿勢で寝ていたが、やはり後続の選手からは、体調不良で休んでいるように思われるようだ。

 

『大丈夫ですか』

って声をかけられ、

『いや、ただ眠いだけなので…』

 

と答える。

すると

『私、眠気が吹き飛ぶ強いカフェインのタブレットを持ってるのでどうぞ』

とタブレットを分けていただいた。

 

苦みがたしかに眠気を吹き飛ばしたので、またしばらく歩みを進めることにした。

 

ところが1時間もたたないうちにまた眠気が、襲ってくる。もうこうなるともう眠気の制御は効かずどうしようなくなる。

 

目の前に、地域の公民館が見えた。

ちょうど生け垣のようなものもあり、後続の選手の視界からも消えてしまう。

 

犬走りに仰向けになりそのまま寝た。

時間は30分ぐらいだっただろうか、完全に眠りについたからだろうか、今度は眠気もスッキリし、歩みを進めることができた。

 

明け方、エイドに到着。

エイドでは、暖かい食べ物があり、仮眠所も用意してあり、お腹も満たしつつ、さらに30分ほど眠りについた。

 

眠りから覚め、完全に夜も明けた。

体は疲れてはいるものの、意識は普段通りにもどっだ。

 

ひたすら歩みを進める。

このあたりは、だいたい80キロ〜100キロぐらいの地点で、比較的トレイルも緩やかで、ひたすら距離を稼ぐ区間だ。

 

10時40分ごろ、第5エイド 田上枝公園に到着。

この頃になると、かなり気温もあがり今度は暑さが、なんとなく身にしみるように感じた。

 

続く