土曜日はハチ北フェスが大盛況のうちに終了した。
そっちの内容については、
Twitterやinstagramに
#ハチ北ミュージックフェス
#ハチ北フェス
とか多くの人が、投稿しているので、そっちに譲るとして、今回はそれに関わった高校生の話だ。
昨日、フェスに関わった関係者たちが、うちあげでBBQをやっているところを通りかかったので、少しだけ参加させていただいた。
その中に、高校生の姿が数名あった。
村岡高校に通うHachikita U Base(HUB)の下宿生や地元の子だ。
打ち上げに出れなかった子もいたし、部活でなどでフェスにも参加できなかった子もいたけど、HUBの高校生たちはだいたい前夜祭か、本祭に関わったと思う。
HUBを運営している経緯などでも少し触れたけど、HUBは、村岡高校に通う高校生たちの下宿にもなっている。
下宿する生徒たちなのだから、当然、地元ではなく、他の場所から、村岡高校を目指してきた生徒たちだ。
彼らが村岡高校を目指した動機はいろいろあるのだろうが、いずれにしても親元を離れて生活している彼らにぜひ、経験してほしかったことが、地域の人たちのふれあいだ。
そういう面では、フェスはそういう部分でも大きな役割を果たしてくれたと思う。
学校生活ではいわゆる知識として教養を身に着けるところだが、人の成長がそれだけで完結されるわけではない。
部活、家庭生活、友人関係と同様に地域もまた重要な役割を果たしているのだ。
地域コミュニティは、実は学びという点でも非常に重要だと思っている。
地域の人たちは、同じ場所に住んでいるという共通点はあるにしても、年令、性別、仕事、趣味趣向はさまざまだ。
そういう多様な人たちに触れることで、そこでもまたたくさんのことを学んでいる。
言葉に発しなくても、いわゆる大人の背中で教えることもたくさんある。
私が、HUBをやって期待していることの一つがそういうことだったのだ。
ハチ北という小さなコミュニティかもしれないが、そこに出ていけばいろんな人に出会う。
彼らと語ることはそれだけでたくさんの学びを得るはずだ。
昨日の打ち上げで、楽しく談笑する姿をみて、とてもうれしく、心強く思った。
地域のみんなも、HUBで暮ら生徒たちを地域の一員として受け入れてくれたこともまたありがたかった。
お客さんであったり、住人であったり、はたまた高校生たちのように、数年ここで暮らす人も、いずれにしてもハチ北というものに触れた人たちが、お互いに何らかのいい影響を受ければ、こんなに最高なことはない。