建物を使い切る責任 | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

建設業をなりわいにする私にとって、いつもいつも頭をよぎっているのが、私たちが生み出したものを、最後まで使い切らねばならないということだ。

 

古民家に代表されるように、何百年経過しても、しっかりとメンテナンスをおこなっていれば、今でも十分に使うことができる。

もちろん、世の中は常に変化し続けていて、必要だと思われるものが、年数を経て不要となることはままある。

 

不動産の名のごとく、一度構えてしまえば、容易に動かすことはできない。

 

だから、時代にあわなくなったからといっても、そうおいそれとは簡単に始末することはできないのだ。

 

形式を変えたりしながらでも、どうやったら、それを価値あるものとして生かし続けることができるのか…

 

もう、世の中はそういう段階に来ているのだと思う。

あるものをどうやったら活かしきれるのか…

 

そこには、知恵が必要だ。

無い知恵をひねりつつ、むきあっていきたいと思う。