ワーケーションからイノベーションタウンへ | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

ワーケーションということばが盛んに言われるようになった。

 

しかし、少し冷静に考えると、その主語が、『都会の人』であるということに気づく。

 

ワーケーションは、ワークとバケーションの造語ということなのだが、田舎の人はそもそも、そこがワークの場なのだから、わざわざ他所に出て仕事をすることもあるまい。

 

ワーケーションタウンを目指すところが、数々出てきていて、そういう意味では、私たちのマチは完全に出遅れ感が否めない。

 

全国のマーケットの中でどれくらいそういうニーズがあるのかわからないが、なんとなく、飽和的にも思える。

 

いまさらに、ワーケーションタウンを目指しても、もはや周回遅れだろう。

 

私は、うちのマチはワーケーションにふさわしいポテンシャルは持っていると思う。人が自然を求めて、そういう場所にでかけるのは本能だと思うからだ。

 

だから、そういうポテンシャルある場所にでかけたくなるのは、必然とも思える。

 

周回遅れであるならば、いまさらにそこには追随せず、独自の道を歩むべきだ。

 

私は、イノベーションタウンを提唱したい。

さまざまな人がそこに集い、交わる中で新しいアイデアを生み出していき、そしてそのアイデアを形にしていく。

それこそが生産性の本質だ。

 

イノベーションがおきるような仕掛けをさまざまかけあわせていく。

他人どおしが集い、対話を行う中で違う価値観に出会い、そこから自分のアイデアを膨らませてみたり、変化させたり…。

 

それをまた自らの仕事や生活に活かしていく。

料理をしたり、アウトドアアクティビティをしたり、あるいは瞑想したり。

 

そうやって自然に身をゆだねながら、革新的なものを生み出す。

そういうことを全面的に押し出してやっていく場所。

 

それが私が考えるイノベーションタウン。

今のワーケーションに一線をひき、異なる形でマチを活かす。

 

どうだろう?