自助の抜けた社会 | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

よく災害などへの対峙するとき、自助、共助、公助が大事だとよく言われる。

 

まずは自らが解決をする。

それがかなわなければ、近しい人たちで、助け合う。

それでも解決しないことは、国などの公の仕組みなどで解決していく。

 

そんなふうに教えてもらった。

 

しかし、今の世の中は、自助が抜け、共助も抜け、公助だけに頼り切っている気がする。

 

行政サービスの向上の名のもとに、さまざまなことが公の力でやってくれる世の中になり、また社会の進展に伴い、お金を出せば、あらゆることがしてくれる時代になった。

 

ずっと昔、人は自らが食料を手に入れることで生きながらえた。

それができないものは、飢え死にするか、野垂れ死にするか…そういう時代があった。

 

これからどんな社会が待ち受けているかわからないが、どんな時代がやってこようとも、そういった社会の変化に機敏に対応できるのは、やはり自助できる人間だと思う。

 

だから、どんなに社会が便利になっても、その精神は持ち続けなければならないと思う。