マンネリ⇔継続は力 | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

マンネリ

継続

 

どちらも、長く続くという点では共通だ。

 

何が異なるのか…

 

それは、意識だ。

 

私の会社では、もう何年になるのだろう。

毎朝、ラジオ体操を行い、それに引き続き朝礼を行う。

 

そのまえには、清掃もある。

 

そのルーティンは20年ぐらいは変わらないような気がする。

 

当然、マンネリ化する…部分もある。

私とて、時に、惰性でその日の朝の儀式を過ごすことも正直ある。

 

でも、おおむね9割ぐらいは、常に意識を高く持つように心がけている。

自分自身に喝を入れ、今日も安全で行こう…とコミットメントする。

社長の訓示というのがあるので、毎日何かを相手に伝えなければいけないからでもあるのだが、私自身は相当気合を入れて朝礼に臨む。

 

 

 

建設業の朝礼は主に安全面の意識高揚をはかるために行うことが多い。

 

労働災害が特に多い業界なので、朝それぞれが高い安全意識をもって業務に取り組めることを目的としているはずだ。

 

社員や、職場の中で事故が発生することをもっとも避けなければならない。文字通り安全第一。

 

そのためにやっている朝礼でもあるのだから、そこに参加する人が、意識高く今日も安全で行こう…そういう気持ちを高める儀式である必要があるのだ。

 

サッカーなどのチームスポーツで円陣を組み、心を一つにして、掛け声を言う。

あれと全く何ら変わりない。

 

もし、それが形だけで、心がそこになかったら、それは当然むなしいものだし、そういう中で勝利を手にすることなど難しい。

 

企業の数だけ朝礼の形はあるはずだし、ないならないで別にそれは構わないと思う。

 

私自身は、ないからダメだなどといういうつもりなど毛頭ない。

 

 

でも何を目的としてその行事を行うのか、その意味をしっかり理解し、参加する人がどのような意識をもって、それに臨むのか。

そのことが最も大事なことだと思う。

 

高い意識が備われば、続けることは相当なる力になる。

見た目は一緒でも、そこから生まれる成果はまるで異なる。

 

それが、マンネリと継続が力になることの差だと思う。