今、こどもたちを見て感じていることがあります。
それは『自由』を自由に使える人はそう多くはいないということです。
今、学校は休校要請になって、毎日自宅にいます。
夕食時に今日はどう過ごしていたのかを聞くのですが、昼頃まで寝てた、テレビを見てた…などなど、あまり勉強したということは言いません…
まあ、私のDNAをしっかりと受け継いでいる子どもたちなので、そもそも親のレベルが知れているのですから、それは受け入れるしかありません(笑)
一応は、やるべきこと(勉強)をやるようにとは言うものの、四六時中監視しているわけではありませんから、それ以上の強制力は発揮することはできないわけです。
例えばフリーランスの方々は、そういった時間の自由を求めて、サラリーマンになることを選択しなかった方たちだと思うのですが、自由を勝ち得る前提として、己を律する力がよほど強くなくては、ついつい惰性にながされてしまうのではないかと思います。
だから、そういう心が弱い人にとっては、自由が与えられたからとて、しっかりとそれを行使できないと思います。
私は、会社の経営をさせていただく立場にあり、サラリーマンではありませんから、時間的な自由ははるかにあります。
ですが、自分を律しえないところもあり、会社に定時に出社し、社員の皆さんとともに過ごすことで、自分をコントロールするよう努めています。
資格試験などの勉強をされる方なども、学校に通ったりしながら、取得する人が多いのは、時間やそのほかの何かのコントロールを人に委ねることで、自分自身を律することができるようにしているという一面もあるのだと思います。
夏休みや、冬休みと違って、ふいとやってきた長い時間。
自身を律する力が問われますね。