その土地が持つ力 | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

春になって、楽しんでいることの一つが庭先でのアウトドアクッキング。

 

昨晩は、ダッチオーブンをを使ってのトマトスープ。

 

材料も日常にあるものだし、私がつくるぐらいだから、切ってぶち込むだけといういたってシンプルなものなのだけれど、やはり外で食べるご飯は最高においしく、寒い夜だったけど、逆に焚火のほのかなぬくもりが心地いいです。

 

今年は、たいした予定がなければ、毎週でもやってやろうとたくらんでます。

 

さて、その庭先に、白樺の樹と、ナナカマドが植えてあります。

白樺は妻がどっかから苗を買ってきたやつで、ナナカマドは以前ハチ北の植栽のイベントで自生している樹木から種をとって、専門家に苗木まで育てていただいたものを頂戴し植えたものです。

 

白樺の方が先に植えたものなのですが、枯れてはいないのですが、いっこうに成長しません。しかし、一方のナナカマドはぐんぐんと成長し、あまりに大きくなっていくものだから、途中何度も枝うちをしたりして、成長を抑えるようにしています。

 

自生種だからというのがあるからなのでしょうが、やはりその土地になじんだものを植えるというのは理にかなっているのだなぁと思います。

 

世界から見れば、日本などはとってもちっぽけな国なのですが、実に植生が豊かな国だなぁと改めて感じます。

その土地にはその土地固有の力というものがあり、それが地域それぞれの表情をつくりだしているのだとあらためて感じるのです。

 

だから、その土地にしっかりと根をおろし、その空気を感じ取って、生きていくことが、その人を最も輝かせることなのだろうと思います。

 

あそこでうまくいったことが、ここではうまくいくとは限らない。

自然からもそんなことを学ぶ今日この頃です。