先日の日経新聞では、東京一極集中の是正をするための地方創成もその効果を発揮できず、その加速は依然として止まらないという記事が出ていました。
Masaki Nishimura 西村 昌樹@masakinishimura
飛行機には夢がある。但馬空港の滑走路延伸では、こういうチャレンジャーな企業を迎え入れてほしいなFDA率いる鈴与会長「陸路4時間が新規開拓の指標」:日本経済新聞https://t.co/4pZVfJnYOU
2019年12月23日 06:54
そんな中で見つけたフジドリームラインの記事は心揺さぶられるものでした。
航空会社に限らず、人口が多いところにめがけてビジネスをやるのは成功の鉄則です。
しかし、そんなことには目もくれず独自の路線網を築こうとするこの会社には尊敬しかありません。
記事の中では、路線がきちんと採算にのるためには10年ぐらいは辛抱しなくてはいけないという趣旨のコメントがありました。
親会社にしっかりとした財務の基盤があったとはいえ、そうやって堪え忍ぶことはなかなかできることではありません。
地方路線だけでやりくりしていることに社内からも疑問の声があがったといいます。
しかし、粘り強く営業続け、一つずつ採算路線を作って言ったというのですから、ほんとうに頭が下がります。
東京路線を作って羽田をハブにすることで、結局のところ東京一極を助長しているようなもんですから、これからの政策としては、分散化させる政策というものを辛抱強くにやり続けることしかないように思います。
東京とをつなぐというこれまでのマインドをいかに捨てていくか、本当の地方創成はそういうところにあるのではないでしょうか?