
先日、田中畜産様に畜舎完了時のご挨拶にお伺いしたら、
『完成の記念に一緒に写真を撮りましょう』
っておっしゃっていただきました。
そんなふうに声をかけてもらったことはなかったので、ちょっと照れ臭かったけど、ありがたく撮影をさせていただきました。
私が関わったのは、全体のプロセスの中の一部分ですが、うちの社員や、多くの協力業者の皆様のおかげで無事に完成に至ることができました。
撮影に応じている間、無事に使命を果たせた安堵の気持ちと同時に、これからこの建物があり続ける限り見守っていこうという、覚悟というか、決意というかそんな気持ちがわき起こってきました。
私が建設業に携わって約25年ぐらい経ちましたが、その間にも、周りの状況はずいぶんと変わってきました。
過疎化の進行はとまらず、日本全体は人口減少に転じるなどとは当時に考えたこともありませんでした。
しかし、人の営みがあり続ける限り、暮らしがあり、建物も生活やビジネスの拠点として存在し続けていきます。
だから、私は生み出した会社のトップとして一生寄り添い続けていく責任があります。