昨日『香美町ふるさと教育交流会』が開催され出席させていただきました。
すっぽん王子ことヘンミくんからのツイートより
初めて参加したけど、5団体の発表は様々で勉強になったり、楽しかったり!
— すっぽんイチ押し宿大平山荘若旦那邊見裕作 (@ohnarusanso) November 17, 2019
これ動員かけての強制参加よりこの交流会の価値をもっと伝えて自主参加する様に出来んのかな?って個人的には思った。(それが難しいから動員かかっとるんだろうけど。)僕も会長だからってので参加したけど。#PTA pic.twitter.com/KO5wmP0BKz
の通り、それぞれの発表は地域愛あふれる素晴らしい内容でした。
特に、小代のカズこと、小林さんの『俺たちの武勇田』は、ほんと心に沁みました。
でも、実はここに来るまでは、心にある感情がつっかえていました。
私は、今年小学校のPTA会長を拝命したのですが、今日の会への出席に9名の動員依頼があったからです。
会長に就任して、たくさんのあて職が舞い込んできています。
最初はできるだけあて職の会議にも出るように心がけてきていましたが、もうあまりの数が多くて、途中からはある程度選別し、出ないものも多くでてきました。
今回の事業も、自分の責任において、なんとか動員ノルマを達成すべく声をかけて出席していただくお願いをしてまわりました。
よくよく聞いてみると、香美町PTA連絡協議会(だったかな?)が主催者に名を連ねていて、私(兎塚小学校PTA会長)もその一員になっているので、主催者の一人だったのです。
だから、そういう観点からいうと、会を成功させるために動員をかけるということは立場で言えば必然でもあります。
しかし、先も述べたようにPTA会長には、多くのあて職が舞い込み、おそらくこのイベントに向けての会議ももたれたのでしょうが、『なぜこのイベントをやるのか』ということが、自分の腹の中には座っては、いなかったのです。
本当は、会の動員よりも、なぜ香美町においてこのふるさと教育交流会に多くのエネルギーを注ぐのかという趣旨、目的をもっとしっかりと理解していただけるような働きかけが必要だったと思うのです。
それだけ熱い思いをもって開かれるイベントならば、動員などかけなくても人は自然によってくるはずです。
PTAの悪しき習慣だと最近思っているのは、例えば、6年生の親御さんが、PTA会長だったりすると、
『自分の子供は卒業するので、重要な意思決定は次の会長さん(つまりは低学年の子を持つ親)が考えればいい』というふうに考えがちです。
そしてその1年が大過なく過ごせることだけに終始し、次につながるための意思決定を先送ったりする傾向にあります。
ふるさと教育は、私自身はもっとも重要な教育の柱の一つだと思っています。
だから、これらについてしっかりと親も学び、実践し成果をあげていかなくてはなりません。
となればこの『ふるさと教育交流会』の開催意義もますます重要だということが理解できます。
ものごとの本質をしっかりととらえ、正々堂々と生き抜いていくこと。
これが何よりも大事なのです。