スタートアップな人たち | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

私の会社は、父が創業した会社なので、いわゆる二代目となります。

 
父は大工からスタートしたので、最初は個人からのスタートで、一人二人と人を増やして参りました。

私は大学を卒業してほどなくして会社に入社し、現在、代表として活動をさせていただいていますが、入社時にはすでに多くの人に囲まれていたわけです。
 
仕事がら、多くの経営者の方と取引きさせていただいていますが、個人でやられているところ、家族経営、会社組織、それぞれあります。
 
最近、畜産農家の方と多く取引する機会を得ています。
個人経営から、組織への事業に転換された方もいらっしゃいますが、最初はまったくのお一人からのスタートでした。
一人から始められた方で、特にこういった生き物を相手にご商売をされている方に、休みはありません。
 
お盆お正月など関係なく、毎日えさをあげたりして世話をしなくてはいけません。

本人が風邪をひいて休もうとも、生き物たちにとってはまったくのお構いなしです。
 
事業をゼロから立ち上げるということは、そういうことです。
 
昨今働き方改革が言われます。
私の会社でも少しでも優秀な社員に来ていただきたい、少しでも満足度をあげ、長く働いていただきたい…
 
そんな思いで、私自身も取り組んでいますが、
こと事業をスタートし、軌道に乗せようとする人たちにとって働き方改革なんて言葉はみじんもありません。

24時間365日ずっと仕事にむきあわなければならないのです。

 
人生において、本当に成功をするということは、あらゆることを犠牲にし、数年間はモンモンとした中で取り組んでいくということでもあります。

 
私も経営者の一人ですが、事業をスタートする覚悟という部分においては、やはりスタートアップの方たちにはかないません。

人を多く抱えるなかで行っていくのと、一人が取り組んでいくのと、経営として求められるものは違いますが、私はこういったスタートアップする事業者の方に触れながら、少しでも自分自身が易きに流れないようにしていかねばと思う今日この頃であります。