私は人を動かす力というのは、ずっと強力なリーダーシップをもって、他人を鼓舞していくようなそんなイメージをずっと持っていました。
実際そうやって人は動いてきたのも事実です。
昨今、学生や生徒のクラブ活動に対するシゴキの件で話題になっていますね。
あれは、まさに権力や力で他人をねじ伏せて動かしていく姿です。
しかし、今はそういうものが許される時代ではなくなってきて、第一あれでは、その人がもっている力を最大限発揮することはできないということもわかってきています。
例えばこんなことだってあります。
リーダーが頼りなくて
まわりが『助けてあげんとしかたないやん』
ってことが場合もあるってことです。
そうやって何が人を動かしていく力なんだろう?って考えていくと、要するところは、人の魅力に尽きるんだと思います。
この人が言っていることなら協力してあげよう。
この人といっしょになにかを成し遂げたい。
あの人のことなら信じて自分も力が発揮できる。
動機はさまざまあると思います。
共通するのは、そこに人を思わせる人の魅力があるかられる、人は何かをせずにはいられないってことでしょう。
何かが動かないということは、自分の何かが足りない、それは必ずしも強さだけではないといこと。
傲慢さを捨て、謙虚さをもち、すなおな自分を表現し、そして相手と気持ちを通じ合わせていくこと。