今朝の精霊流しで、お盆の一連の行事も終わりました。
夜半のかなり強い雨の音で目が覚めてしまい、川の増水も心配だったけど、無事に、ご先祖様を送り届けることができて、家主としての責任も果たせたのかなぁと少し安堵しています。
13日、14日、15日と3日続く灯篭へのろうそくの着火も、。昨日は台風の接近で心配したけど、なんとか無事にできました。
幸か不幸か、台風が接近するということでお盆に来る予定だったお客様がキャンセルとなり、家族で何年ぶりかのゆったりとしたお盆を過ごすことができました。いつもは皿洗いに格闘している時期なんですけどね。
我が家のお墓は、自宅の70mほど上手にあります。
いつも、お隣のOさんが自宅の周囲の草刈りといっしょに、そのお墓までの小径も草を刈ってくれます。
お盆に向けて、すべてのお墓がきれにされ、そしてそこに行く道中も村の人がそれぞれの立場できれいにしてくれ、庭、土手、石垣などなど、すべてがきれいに整うお盆の時期のムラの風景はとっても美しい。
こうやって、先祖を迎え入れ、仏壇に手をあわせ、そして今年は残念ながら中止になってしまったけれど、盆踊りというこの一連の行事もまた美しい。
こうやって身の回りを美しく整えることをお盆の時だけに終わらせないようにすれば、私たちの住む場所はもっと素敵に磨かれていくんだろうだろうなぁ…。