自分たちがホストなのだ | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

2年後、ワールドマスターズゲームスがこの町にやってきます。

しかも、目と鼻の先である、兎和野高原、ハチ北高原がその会場になります。

 

しかし、どうも地元が盛り上がっていない。

ただ、行政としては、関西広域連合のプライドにかけて、イベントを失敗に終わらせるわけにはいかないわけですから、地元が動こうが、動かまいが、イベントは粛々と進行していくはずです。

 

数年前、但馬内で国際会議・イベントがありました。

おそらく私が知りうる限りでは、但馬の中ではここ10年の間でもっとも、国際的なコンベンションであり、イベントであったと思います。

 

地元への経済波及効果も期待されたのでしょう。参加費は結構しましたけど、参加者には、豊岡市内で利用できるクーポン付きマップが配られました。形はすばらしかったです。クーポンを使って、地域を回遊してもらおうというアイデアもすばらしかったです。

 

参加者はそれを利用すれば、豊岡の飲食店で食事をできるようになっていましたが、私の個人的な印象では効果的には使われたという印象はありませんでした。

 

なにより、地元の豊岡市民が、そのイベントに対しての歓迎ムードが乏しく、そのコンベンションが盛り上がらなかった。

(地元豊岡の皆さん、もし私の認識違いだったらすいません…)

 

このイベントを絶対に成功させるのだという地域住民のコミットメントが圧倒的に足りなかった…そんなふうに感じました。

 

今、ワールドマスターズを2年後に控え、同じような印象を感じます。

地域住民が誘致した国際イベントではないです。

まして、海外の人が大挙して訪れるイベントですから、

『外人来たって、話もできんし…』

 

そんな空気感がいまの地域を取り巻く状況です。そんな状況で絶対に成功するわけありません。

 

大事なのは、それを自分たちのものにし、それを最大のチャンスにして、目いっぱいお迎えすることです。

 

できることはすべてやりきる…。

そうやって得た経験を今後の地域づくりに生かすのです。

 

今本気を出さずして、いつ地域作りに本気を出すのでしょうか?

地域の発展は基本的に外からやって来ることはありません。しかし千載一遇のチャンスがやって来ようとしています。おそらく今後こんなチャンスすら訪れることはないでしょう。



これを成功に導き、経験値を高めていくのです。培った経験こそが唯一無二の凄惨になるのです。


もう二年しかありませんが、まだ二年あります。

グダグダ言う前にとにかく全力で当たっていきましょう。