
昨日は、兎塚小学校のPTA総会で、PTA会長としての初めての機会となりました。
そして、夜は先生方との懇親会。
お世話になる先生方と楽しくかつ有意義に過ごさせていただきました。
当たり前ですが、普段は学校の現場では、教育者として、子どもたちと接していただいていますが、そこには、親御さんや教育委員会などなど、あらゆるプレッシャーを感じながら、日々がんばっていただいている姿があります。
この懇親会では、もちろんPTAという場であったわけですから、いささかの緊張感のようなものはあったように思いますが、それぞれの先生方の素顔や本音というものを垣間見ることができて、一人ひとりはとても魅力ある素晴らしい人たちなのだなぁと感じました。
私も逆に
『昨日も、西村さんのお父さんはもっと厳しい方なのかと思いました。』
いろんな方がそんなふうにおっしゃられます。
小さいですけど、十数名の社員のリーダーであるときの顔というのは、やはり責任とかさまざまなプレッシャーを感じているので、知らず知らず、心に鎧を身に着けてしまうのかもしれません。
学校に行けば、親としての顔で臨みますから、そういう部分で、先生方とある種の間合いみたいなものもあるのでしょう。
ですが、お酒の席とはいいながらも、自分の本音もさらけ出すことができたし、先生方の本音も聞けて、この一年、そんな方々と関わらせていただくことが本当に楽しみに感じました。
子どもたちを取り巻く環境は、けっして楽観できるものではありません。
何より、少子化の波が押し寄せ、小規模校であるうちの学校も、将来的には、複式学級とか、統合とかいった課題を抱えています。
私自身は以前にも述べたように、合併には反対の立場です。
地域にとっては、学校というものが最後の砦であり、ここを失うと地域は一気に崩壊します。
もちろん、子どもの成長がファーストであり、大人の事情に子供が振り回されることがあっては断じてありません。
ですが、ここで育った子供たちが、自分たちのふるさとに帰るための場所をしっかりと残していくことは何より大事なことだと思います。
まさにPTAの理念のごとく、先生方としっかりと連携をとり、子どもたちの未来にしっかりとしたものが残せるよう、自分の責任をしっかりと全うしたいと思います。