シンボル | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

 

鹿児島に来ております。
 
例のごとく、ご当地に行けば、ご当地ランをすることにしています。
 
今朝もマチの散策を兼ねてあちらこちらと走ってきました。
城山公園という高台に登って見えたのが、この風景
 
そう、桜島です。
 
地元の人にインタビューしたわけではないけど、『鹿児島』でイメージするものといえば、間違いなくこの桜島があがることでしょう。
 
それだけ存在感あります。
 
全国津々浦々を訪ねて思うのですが、正直、『都市』に関しては、どこに行っても似たり寄ったりな印象があります。
 
ナショナルチェーンが軒を連ねている風景は、目隠しをしてそこに放り出されても、きっとそこがどこだということはわからないと思います。
 
ですけど、やっぱりこういう山だとか海だとか、そういうシンボルが、その地の印象を決めるのだということを改めて認識しました。
 
街のかなたにそびえるあの桜島があるから、ここは鹿児島なんだと認識する。
 
ローカルを感じるというのはそういう場面なのだろうと思います。
今、日本のあちこちで、地方を創生しようと奮闘しているわけですけど、結局、自分たちのマチを光り輝かすものというのは、『そこにしかないもの』なのですね。
 
そうでなければ、どこにいたって同じなのですね。
 
その場所を特徴づける何かがあるから、自分たちはそこに個性を感じる。
 
そんなことをふと思う鹿児島の朝でした。