時間距離を減らす | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

最近、意識的にwebミーティングを多用するようにしています。

 

昨日も、web制作の担当者との打ち合わせをやるのに、

『オンラインミーティングをやってみませんか?』とこちらから持ち掛け、そのような形で実施させていただきました。

 

web担当者がこちらに足を運びますということだったので、私自身はオンラインでやろうと、リアルでやろうと、何もロスするものは何もないのですが、あえてそのようにしました。

 

オンラインミーティングをやっている会社はいろいろあります。

私が今使っているのは、appear-inというやつですが、zoomとか、gotomeetingとか数社あるようですし、skypeは、ウインドウズに標準装備されていたと思うので、それはどんな方法でも構わないと思います。

 

私があえて、そのようにしてもらったのは、webミーティングが当たり前の世界になってくれば、但馬のビジネス環境もずいぶんと変わってくるのではないかと思っているからです。

 

この但馬にいて、圧倒的に不利だなぁと感じるのは、移動時間の長さです。

 

私は香美町の一番南に住んでいます。

仕事がら、町の方と会ったりする機会はかなり多いほうなのですが、町役場の所在地はもっとも北の香住にあり、車でおよぞ40分ほどかかってしまいます。サテライト機能として存在している村岡地域局でも20分です。

 

ちょっとした打合せを町役場でやるとなると、もう半日つぶれてしまうような感覚です。

 

この時間ロスはけっこう大きい。

 

私は、年間に車の走行距離が40000キロぐらいになります。

ですから、移動時間だけでも年間800時間に相当します。

一日8時間勤務だと考えると、100日分の労働時間に相当するわけです。

 

移動のために生きているといっても言い過ぎかもしれませんね。

 

もちろん、移動の時間、思索にふけったり、ビジネスCDを聞いたり、英語の勉強したりとか、無駄にならないような工夫はしているつもりですけど、それでもやはり移動時間は少ないにこしたことはありません。

 

世の中には半径1㎞のお客様しか相手にしてません!

っ的なご商売をされている方も多いようですけど、私の会社周囲半径1㎞に住んでいる人は200人もいるのでしょうか…

 

という感じですから、必然的に但馬一円にお客様を求めて動かざるを得ません。

 

そういう地理的不利を補えるのが、オンラインミーティングだと思うのです。

 

実際には、オンラインミーティングという仮想な空間でのミーティングに違和感を感じ、それが嫌でしない人も大勢いますし、私自身もリアルなミーティングに比べると何となく違和感を感じることは否めませんが、そこはミーティングの重要度に応じて使い分ければいいと思います。

 

とにかく、時間的な距離をどんどんと縮めていく工夫はやるべきだと思います。

 

年々、時間の貴重さが身に染みるようになってきました。

日々を充実して過ごしたいと思うのと同時に、そのためにもできるだけ時間のロスを減らしたい。

 

むしろ時間のロスを極力なくすことで、自分の心を平穏に保って生きていきたい…そんなふうに思います。

 

ITの世界がそれをかなえてくれるのならば、それを活用しない手はないですよね。