今日の話題はなんといっても、『元号』の話に尽きるでしょう。
『令和』という新元号に決まりました。
SNS上で、元号予想なるものがにぎわっていて多くの人がああでもないこうでもないと勝手に予想してました。
また、実際に『令和』という元号に決まり、それに対する評価もさまざまです。
私は、正直自分が20代の頃とか、元号って、めんどくさいなぁ…そういう印象がありました。
年を数えるのに、昭和が63年で、平成の今が〇年で…それをわざわざ西暦に直して、期間計算したりとかしなくてはならないとか、煩わしい、ということは正直よくあります。
でも、それぞれの元号には、その時代を反映し、国家としてこうありたいという思いが込められているということを今日の報道で改めて理解をしました。
人の名前にそれぞれ由来や思いがあるように、自分たちが生きる時代に、思いが込められているということが、なんとなく胸に沁みます…。
・昭和「百姓昭明、協和萬邦」(百姓(ひゃくせい)昭明にして、萬邦(ばんぽう)を協和す)
・平成「内平外成」(内平かに外成る)
そして
令和「初春の令月にして気淑く、風和らぎ梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」
平成も世間ではいろいろあったけれど、天皇陛下が以前平成について尋ねられたとき、『戦争のない平和な時代』と、お答えになったように、かつて日本でも人が戦いによって殺し会うのが日常であったものが、なくなったということは、すばらしい時代だと思いますし、まさに『内、平か』だったわけです。
そして、来る「令和」も素敵な時代になるのだろうと思います。
『令和』文字通りの時代になるかどうかは、今を生きる私たち自身がその思いに寄り添いそれを体現すべく努力して、良き世界にしていかなくてはなりません。