ものごとには、効果を発揮するのに時間がかかることがほとんどです。
だから、そういういわゆるタイムラグがあることをしっかりと認識して行動をしていかなくてはなりません。
例えば私たちの業界ことで言うと、お客様から、要望をお聞きし、家を建てたりする場合、役所などの機関から許可をいただかなければいけないことがあります。
また、仕事も多くの外注業者などに発注し、材料を調達したり、労務を提供していただく必要もあります。
そうなると、相手との折衝があり、向こうの予定もあれば、その予定の中に組み入れていく必要があります。
部材によっては、材料から製造にまわしていくこともあります。
そういうタイムラグをあらかじめ計算に入れて、ロスがないようにしなくてはなりません。
まちづくりや国づくりのレベルになると、その時間軸はもっと長くなり、何年にも及ぶ場合があります。
教育は100年の計とも言われるように、思うように活躍してもらうためには、相応の時間をかけていなければいけないといこともあります。
達成すべき理想の形をしっかりと認識しながら、そのためのタイムラグがどれくらい発生するのか、コトを成し遂げるというのはそういうことだと思います。