どんな人でも「これだけやっていればよい」という人は少ないと思います。
少なくとも、ほとんどの人は仕事に加え、家庭での役割というものもあります。
だから、少なくとも、二つ以上の何かを皆さん持っているはずです。
そして、仕事ができる人は多くのプロジェクトを抱えたり、または地域での役割もあったりします。
働き方改革につながる話でもあるのですが、できる人というのはダラダラするようなことはしません。
どこかに見切りをつけ、それが途中であろうとも、スパッときりあげていきます。
キリがいいところもまで仕事をしようと、延々としごとをする人は多いと思います。
一日で終えられるプロジェクトならいざしらずとも、普通プロジェクトは数日、数十日と期間が長くなることは多いのが普通で、だからどっかで切り上げることは必要になってきます。
そのときに、時間を厳守し、ピタッとやめれれるかどうかが仕事ができる人の分かれ道です。
机の上にそのままにしておきたい衝動というものは確かにあると思います。
でも、それがずるずるなるから、机の上に書類がたまり、片付かず、それが効率のよい仕事を妨げ…と、その悪循環にはまっていくのですね。
広げた書類も、明日もすぐ取り掛かれるよう、付箋をつけたりして、無理やりにでも、引き出しにしまい込むことです。
そういう習慣をあらゆる場面で作り出すことで、多くのことをマルチタスクでこなしていくのです。
Aやりながら、Bやりながら、Cもやる。
Aを終えてから、Bにとりかかり、それが終わってからCに取りかかる。
多くのプロジェクトは、相手に何かを投げて、それが帰ってくるのを待っていたりすることも多いし、モノづくりの場合は、何日間か寝かせないと、効果を発揮しないものなどもあります。
そうすると、必然的に、同時進行ですすむものが増えていくわけですね。
切り替えがすっとできるかどうか…。
仕事ができる人はそこがしっかりできています。