『強者の特権』への違和感 | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。


私は『ちきりん』さんのブログツイッターに日々注目してみています。

論理的な文章はいつも納得させられるし、共感もたくさんします。

だけれど、このツイートにはなんとなく後味の悪い感情をもちました。


私は、『地域』に生きることはやめられることなのか?と疑問に感じたからです。

日本人は、住む場所を選択し、働く場所を自分自身で選択できる権利が憲法で保証されています。

世の中には、そうできないひとも相当数いるのでしょうから、それから比べると本当に幸せなことです。


そして、ふるさとから出ていくことは『錦の御旗』をたてると言われることもあります。

私は自分が生まれ育った場所で生きることを選択しました。

なにがなんでもしがみついてこの場所で生き抜こうと思いました。

有利なのか不利なのか…
実際よく分かりません。

ただどんどんと人が減る現状を見るにつけ、自分達のおかれている状況になんとなく不安を感じることもあります。

しかし、ちきりんが言われるようにみんながそんな思いでいたなら、地方はあっという間に崩壊します。

それでもなお持ちこたえているのは、多くの人がここに生きる意味を見いだし、いい意味でも悪い意味でもそのしがらみにしがみついているからだと思います。

諦めたら試合終了。

本当の強者はふるさとを愛し、ふるさとで御旗を、たてる人…私はそう信じています。