草刈りは哲学だ | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

昨日は秋の草刈りでした。
 
実際、大変だけれどとても哲学的な時間です。
 
やりながら『地域とは』  『幸せとは』…
 
いろいろ考えます。
 
だって、それをやらなかったからといって劇的に景観が美しくなるというものではありません。
花を植えたりすれば、良く目立つけれど、草刈りってそれでめちゃめちゃうつくしいなぁってことはないですけど、放置しておけば、景観は確実に悪くなります。
 
おそらく、多くの人は、刈ったあとと前を比較すれば、それに気づくけど、通常刈られた状態をみて、そうやって人が手を入れていることに気づかないと思います。
 
それぐらい、重労働の割に、目立たないんですね。
 
ですが、それをやり続けることで、次第に景観に差がついていくのです。
 
各家から必ず一人は出役するきまりになっていますが、高齢世帯のところは、免除されているため、年々出役者が減ってきて、その分一人にかかる負担は大きくなってきました。
 
このままいけば、いつか継続不能な状況に陥るのではないかと危惧します。
 
美しいムラを残し続けるために僕らは何ができるのだろう…。
 
そんなことを考えます。