外部環境はほんとに厳しいのか? | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

昨日は、ハチ北観光協会の臨時総会があり、新しい役員が選任されました。

 

これから、2年間また新たな体制で臨むことになります。

 

『業界を取り巻く環境は厳しい』

ってついつい、使ってしまいます。

 

私も、建設業と観光業2足のわらじを履いていて、それぞれの業界で、そんなお話をすることがあります。

 

でも、よくよく考えてみると、『業界を取り巻く環境』と言ってしまっている時点で、外部環境のせいにしていると気づきました。

 

おそらくバブルの時期ですら、業界の人たちは『厳しい、厳しい』と常套文句のように使っていたと思います。

 

だから、そこは問題の本質ではなくて、結局のところ内部環境に問題があるのですね。

 

だから、厳しい。

 

時代にあった商品、サービス、マーケティング。

 

常に時代は、変化し続け、それに日々対応し、もしくはそれを予見しながら、先んじていく。

 

そうやって、内部を常に進化させてようやく一定の土俵の上に乗れるのだと思います。

 

敵がミサイルをぶちこんでくるのに、槍や刀で戦うようなものでは、そりゃどう考えたって、戦いに勝てるわけがありませんし、そんな戦いは厳しいに決まっています。

 

私たちが作り出している状況というのは、まさにミサイルを前にして、刀を一生懸命振り回しているようなもの。

 

へたをすると、自分たちが刀を振り回して戦っているということにすら気づいていません。

 

もし相手がミサイルをぶち込もうとしているのであれば、ミサイルを手に入れるか、もしくは、動かすコンピュータプログラムにアクセスして叩きのめすのか、そうやって戦い方を替えなくてはいけないということに気づき、行動しなきゃいけません。

 

そんなこんなで、うろたえている間に私たちが想像する以上に世の中は進みます。そうすれば、さらに勝利から遠のきます。もはや使える時間はそんなに残されていないのです。

前向いてやるしかありません。