日本的な呪縛から解き放たれる | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。


日本の裏側に来てみました。
って言ってもブラジルじゃないよ…

詳しくは言いませんがね

朝、広い歩道を走りながら、日本のことをいろいろ考えます。

こんな歩道があったら素敵だよなぁ
なんで、ここにはこんな歩道があるのに、日本にはないんだろう…
とか…

ガードレールないなあ…
とか…

こんなプランを誰が考えたんだろう…
とか…


国土が広いからできるというわけでもないですよね。

今や、私たちの地域は、そこらじゅう耕作放棄地や、空き家や、地主不明の山林があって、ただみたいな土地が山ほどあるというのに、こういう発想でマチがつくれないんですよ…

おそらく、都会の発想がそのままムラにもきているわけです。

いったん日本を離れると、私たちはそういう呪縛の中で、生きているのかなって気づかされます。

たまたま今、カルロスゴーンさんのリーダーシップ論を読んでいるのですのが、なおそんなことを感じます。

ゴーンさんも著書の中で、日産自動車は日本の会社だから、本来は日本の経営者が日本の文化で、つくることが望ましいと。

だけれど、1998年頃にゴーンさんが日産に乗り込んだときは、それでにっちもさっちも行かないから、しがらみのない自分がゼロから見直す必要があったと…。

私たちのマチも一度日本の田舎という呪縛をいったんリセットして、世界的な視点で考えることも時に必要なのかもな…

そんなふうに思います