今、社会の変化がものすごく激しく、半年先には、もうまったく新しいサービス、新しい商品が出て、めまぐるしく変わる時代です。
最近でいえば、テスラ、ウーバー、アマゾン、airbnbなどなど…、あげれば枚挙にいとまがありません。
ですが、一方で、桃栗三年柿八年という言葉があります。
一度事業を始めたら、それが実を結ぶまでは相応の年月がかかるといういう意味ということですが、めまぐるしく変化する中で、リソースが限られている中小零細企業は、まさに果樹を育てるように、数年先を予見して、じっくり実がなるまで育てる必要があるのです。
そのためには、逆にいうと単なるトレンドではなく、時代が変わっても普遍的なものに向き合うべきなのだろうと思います。
奇をてらうわけでもなく、愚直に生きていくのが、やはり私たち小さな事業者の王道であろうと思います。
自分がこれならばという分野を見出し、一旦それをみつけたら、多少の難局があったり、気持ちに揺らぎがあったとしても初志貫徹を貫くことです。
すぐには果実をつけることがないように、私たちは、そういう長いスパンでものごとを考えるべき…そういう時代ではないかと思います。