グローバルスタンダードは自らがつくる | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

今朝みつけた本田選手のツイートからのマレーシアマハティール首相の記事にインスパイアされました。

いまだに、日本は、欧米に追い付け、追い越せの世界で、自分たちが培ってきた独特の世界観から遠ざかっているようにみえます。

 

例えば雇用面においては、大手メディアの論調も含め、欧米の切り捨て型を賛美しているようにもみえます。

 

今日のニュースでは、テスラが全従業員の9%をカットするという報道もあり、人が簡単に切り捨てられていく見返りが、高報酬だとするわけですから、自業自得ともいえると思います。

 

日本はかつては、家族主義というのでしょうか、徒弟制度ともあいまって、家族のように従業員を取り扱う風土があって、それのいきついた先が、終身雇用制でありました。

 

マハティールさんが雇用面もみて、ルックイーストとさけんだかどうかはわかりませんが、『勤勉な日本人』という文化はやはりこういったこととは抜きにはできないと思います。

 

仏教がインドから流れ込んで、日本にいきついたごとく、国をまたいだり、人種が異なっても、ゆるやかに思想では共鳴できるところがあるのは、偶然ではないでしょう。

 

以前にもお話しましたが、インドネシアを訪れる機会があったのですが、現地の人は日本に対してとてもおおらかでした。
 

それはやはり、アジアの国々欧米列強に屈してきた歴史があって、そこから立ち上がって今があり、そのきっかけに『日本』がなっていたからであることは間違いありません。

 

日本は単一民族であるものの、他宗教を受け入れる度量をもった国であり、それはある意味今後の世の中をうまくわたっていくためのスタンダードともいえます。

 

うわべだけの思想にふりまわせず、自分たちが築いてきた足元をしっかりと固めていくことで、再び世界から尊敬される日本になっていくと私は思います。