
今朝の日経新聞にジムロジャースさんの記事が出てました。
名前ぐらいは聞いたことがあったものの、どんな活躍をされた方なのかを初めて知りました。
私自身は、株式投資にはまったく興味がないですが、『投資を行うという姿勢』とはどういうものかということは、企業経営などには、ずいぶんと参考になるべきことがあるように思いました。
記事の中で
『上を見るのではなく下を見る』
『リスクがリスクと思えなくなるまで調査と研究を重ねる』
というコメントには、深く考えさせられました。
誰でも、年数を重ねてくると、ひとつずつステージがあがっていきます。仕事で扱う責任、お金のボリュームなど、いろいろなものを以前とは違うものになってきます。
そういうステージにたつと、なかば自分の気持ちが開放的になったりして、そういう細かなところに注意をむけなくなってしまいます。
もちろん、一人が注意をはらえるべきところは、限界があって、役割分担をしたりするわけですが、それと同時に、リスクを回避するための施策は慎重すぎるほどにとっているかというとそういうことはなくて、そういうものに関心をむけにくくなってしまいます。
圧倒的に勝ちに導くために大事なのは、『大きなリスクをとるために、極限までリスクを減らす努力をする』ということが、重要なのだと学ばせていただきました。