昨日は、まとまった時間がとれたので、ロングなランニング…。
村岡の耀山(かかやま)から、蘓武展望台を目指し、小城(こじょう)から、また戻ってくる行程。
標高差約700m。
景色を楽しみたいところでしたが、序盤天候も悪かったので、ひまにまかせてSNS…。
— 西村昌樹 (@masakinishimura) 2017年9月2日
走っている間って、けっこう頭の中はたいくつな時間もあるんですよね。
なので、いろいろ考え事したり、ときにこうやって、ながらスマホ…。
(マチでは危険なのでやめましょうね。)
実は、お盆休暇中にも一度トライした蘓武でのランニングでしたが、すべてを走破しきれませんでした。
途中で、まったく足が動かなくなり、最後のほうはひたすら歩いてました。
山行きは、途中道をショートカットすることもできないし、救助を呼ぶわけにはいかないし、苦しくてもひたすら、もとの場所に戻れるように歩みを進めるしかないんですね。
今回は、前回の反省を活かし、ペース配分をよく考え、全行程走破できました。
今後、9月24日に、村岡ダブルフルウルトラランニングが開催されます。
今年は節目の20回大会。
第1回目は、確か250名ぐらいの出場者だったと記憶していますが、今では、2000名ぐらいの出場者を数えるイベントに成長しました。
私も、この大会には懲りずに出ておりまして、どうやら、10回は出場しているようです。
確か3回目大会ぐらいから出ているので、もう17年も前の話。
20代のころから出ていることになります。
いわゆるウルトラマラソンって、一番活躍している年代が、40代、50代ぐらいの年齢の人が多いです。
ウルトラって、瞬発的な要素はまるでありません。
ひたすら、ゆっくりというか、確実に前に歩みを進める人が、最終的にゴールにたどりつけるんですね。
最初で始めたころ、スタートをきって、走り始めると、みんなすごく遅いわけです。
『えっ?ひょっとして僕ってかなり強いのかも…』
上りでは多くの人が歩いているし、どんどん追い抜いてしまう。
そう思っていたのは、大きな間違いであることに、途中から気づいてきます。
40キロとか超えてくると、もうすっかり体が動かなくなって、今度は、どんどん後ろから追い抜かれていきます。
私が、初めてこの大会で、完走できたのは、3回目の出場に初めてでした。
私自身の完走率は、5割といったところでしょうか?
去年も、途中でリタイヤ…。
ウルトラマラソンは、確かにきついけれど、若くて、パワーがあふれているからといって、完走できないんですね。
100キロの行程の中でどう歩みをすすめるか作戦をたて、何より自分自身の体をよく理解し、自分自身と向き合って対話していかないと走りきれないんですね。
だから、体力以上に、経験値がものをいうスポーツだと思います。
私はこれまで、ランナーズハイというものを経験したことがないです。
走ることはイコール苦しいこと。
だけれど、なぜかまた走らないといけない気がして出て、そしてまた苦しんで…
そんなことを繰り返しているような気がします。
今年もまた、大枚をはたいて、エントリーしてしまいました。
苦しいことするのに、お金を出してって、普通に考えれば、やっぱりおかしいですよね(笑)
残り20日ほど…。
さて、今年はどうなることやら…。