昨日、今日と、兵庫県立大学大学院生と共に、村岡・射添地区の探索を行っていて、さきほど私のほうは本隊と離れました。
瀞川稲荷社務所の中
なんとなく、日本を感じたのでパチリ
黒野神社、本殿の軒裏をパチリ
香美町を貫く矢田川は、私たちが住む鉢伏山を起点として、日本海まで続いています。
私たちも、子どもの頃には、魚つりぐらいは多少はしていましたが、それが産業とはなっていません。
しかし、射添の人たちは矢田川でアユをとり、それを京都などに販売をしていたり、今はタナカさんが、郷土料理 アユのなれずしをつくったりと、川と生活がしっかりと結びついたりしている文化があったりします。
また村岡は山名氏にゆかりのある場所や文化もあります。
そんなふうに土地に根付いた文化を人々は大切にしながら生活しています。
そういう文化が長年続いているのは、やはりその土地になじんでいるからだと思います。
作物が土地や季節によって、向き不向きがあるわけで、そういう土地になじまないものを一生懸命やっていても労多くして、成果がなかなか出しにくいものです。
だから、長く続くものの本質を見極め、その理由をさぐり、そこを起点に広げていくことが、もっとも正攻法なのだと思います。
私たちは、もっと固有の文化というものを大切にしていかなければいけません。