大学のスキー部で活動しているときに、カイズミという同期が入部してきました。
宝塚出身の彼は、お父さんの影響を受けて、登山やスキーといったアウトドアスポーツをこよなく愛していました。
お父様の車は確かレンジローバーだったと記憶しています。
彼は、パタゴニアのアウトドアウェアを着こなし、いつもかっこよくきめていて、田舎から出た僕は、彼の影響をとても受けました。
何より彼から影響を受けたのは、彼がとても自然を愛していたことでした。
カイズミは都会育ちということもあってか、とにかく家族ぐるみでアウトドアライフを楽しんでる姿をみて、僕らが住む田舎って、実はとてもポテンシャルがあるんじゃないかって思うようになったのは、彼の活躍によるところが大きかったと思います。
カイズミに限らず、田舎での楽しみを知っている人が大勢います。
それに比べると私たちは、毎日でもそういうことが楽しめる環境にありながら、それを実践している人は、かなり少ないです。
私自身も、彼らから比べると全然楽しんでいないですが、少しずつ楽しみを覚えていることも実感します。
自分たちの知恵と工夫で、最高の環境に変えていきたいと思います。