アンガーマネジメントなる新しい言葉がでてきました。
アンガー=怒り
ということで、
怒りやいら立ちをいかにマネジメントしていくのか、そういうものだそうです。
喜怒哀楽というように、人が人らしいのは、怒りという感情も、もちあわせているからです。
説明によると、動物がよくキバをむいて襲い掛かったりするのは、自己防衛をするために本能的に備わっているからで、だから、人間にも怒りの感情があるのは当たり前で、脳には怒りの感情をつかさどる『場所』というものがあり、その部分を物理的に取り除いてしまうと、危機を感じなくなってしまって、危険予知ができなくなり、身を護れなくなるので、怒りという感情が否定されるべきものではないとのこと。
ただ、怒りを無条件に爆発させると、人間関係がこじれたりするのは必至で、いま、世の中が、これだけ怒りやいら立ちに満ちていて、閉塞感があるのはそのためでもあったりもします。
怒りというのは、必要だけれど、うまくコントロールが必要。
私自身も、怒りやいら立ちを感じることはしょっちゅうで、自分とは最も遠いところいる人や、あまり関わりを持たない人には、それを理性で押さえることができても、身内であればあるほど、心易いが故に、そういう感情をストレートに発揮していたりもします。
ほんとなら、もっとも身近な人にこそ、心寄せて、怒りをうまくコントロールすることが必要なのですがね。
まずは自分を客観的にみつめて、『いら立ち』の程度を『知る』ことが大事だということです。
うむ。