それをみて、
「あーじぶんもこんな写真を撮りたいなー」
と思って、偶発的にそういうものが撮れることがあるかもしれない。
しかし風景を撮るプロの写真家は、そのシャッターチャンスが来るまで、何日もその場所にシャッターを構えていると言います。
その写真を撮るために、機材の調達、日程調整などなど、ありとあらゆる準備を重ね、その一瞬のためにシャッターを切る。
私たちの日常の中に来る「チャンス」もめぐってくるのは、わずか一瞬。
来るか来ないかもわからないチャンスを絶対逃さないための準備をしっかりとやるから、他と比較して抜きんでることができるわけです。
偶発を必然にするための術があるわけです。
プロというものはそういうものなのでしょう。
特に天候を相手にする職業の人たち、漁師や、農家などなど…がプロであるのは、そういうことなのだと思います。