個店の集客力は地域の集客力に比例している | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

ひょんなことから『ハチ北温泉湯治の郷』の経営を担うことになって約半年がたちました。
この施設では、もっとも忙しい期間を迎え、連日多くのお客様にご利用いただけることが何よりありがたいです。
 
ハチ北温泉湯治の郷は、建物自体は、町が保有する施設です。それをハチ北温泉協同組合が運営を行っています。
 
利用者の皆さまには、満足していただけているという実感をなかなか届けられていませんが、個店の魅力を高めるべく、いろいろな努力を行っています。
 
ただ、これは見事という他ないのですが、ハチ北温泉湯治の郷の集客は、スキー場の入込人数に比例しているのです。
 
私のネットワークを駆使して、ハチ北の総入場者数をある程度、はじきだしているのですが、それとほぼ同じ結果が温泉の来館者数にも表れます。
 
スキーエリアに来るお客様が増えれば、温泉施設の利用者も増えるし、減ればその逆です。
他力と言ってしまえばそれだけなのですが、そこはどうにも動かしがたい事実です。
 
もちろん、温泉を目当てに来るお客様もゼロではないし、この施設があることで、ハチ北のエリアとしての魅力を一つ付加していることも事実です。
 
しかし、やはりエリアへの集客をどう増やすかということがもっとも重要なのだと今更ながらに思います。
 
観光業は、まちづくりと直結しています。観光業が地域における重要な産業の一つであることは言うまでもありません。
コンサルの先生や、まちづくりに長じた方が再三ご指摘しているように、結局のところ、エリアの魅力を最大化することが、自身のビジネスの繁盛にも直結しているということです。
 
待望の雪も降り、しばらくはスキーのお客様も来ていただける状況は続きそうです。
このエリアに来ていただいた方々の、喜びが少しでも増すことができるよう、この施設の運営にも力を入れていかなくてはいけないと思う今日この頃です。