こんなことを言うとマーケティングの専門家からは、おこられそうですが、これだけ多様化した時代にあって、なにがおもしろいのかというのを当てるのは至難の業だと思うのが実感。
『へたな鉄砲、数うちゃ当たる』の格言のごとく、ねらいを定めてズドンというより、とにかく走って走って走りまくって、トライを繰り返して、ようやく当たるものにたどりつくことが必要なのかなと思っていて、むしろ、どれだけ実験が繰り返せるかの仕組みを考えることが大事なのかなと思っています。
商品のネーミングを考える現場では、ブレインストーミングで、もう100とか500とか1000とか、とにかく頭の中をほじくりだして、いろいろなものをまず出す作業から始めると聞いたことがありますから、それに似たことでしょうか?
サービスを新たに開発する場合でも、まずはやってみて、お客様の反応をみて、これだと思うものを取捨選択していけばいいという感じで、いろいろやってみることが大事なのかなと思います。
あれやこれや考えて考えて、一つのものをやるよりも、10のものをとりあえずやって、一つに絞り込んでいくほうが効率的なのかなと…。
もちろん、やった結果をしっかりと検証し、なにに問題があったのかをそのボツになったところからはきちんとくみ取る作業も必要です。
そうしないと、へたな鉄砲の数も、単なる徒労に終わるのではそれこそもったいない話。
人によって、考えて行動するタイプ、行動してから考えるタイプ、いろいろあると思うけど、今は後者のほうが成功にたどり着く可能性が高いのかなと思う今日この頃です。