
ニッポン景観論を読んでから、景観がやたら気になるようになりました。
今朝も雲一つない鉢伏山を撮影しようと思ったのですが、どうしても電柱とか、電線とか映り込んでしまいます。
昨日も、ハチ高原に行く用事があったので、ちょうど別宮から、ハチ高原にあがるところの棚田に氷ノ山が映り込むいいポイントがあるのですが、まだ、田んぼの準備ができていないのか、それとも休耕しているのかわからないけど、水を張っていないところがあって、撮影を断念しました。
地元的には見慣れた風景ですが、やはり外の目線でみると、景観をあまりに私達は大切にできていないようです。
昔イタリアのコルトーナという丘に登って、周囲がオリーブと小麦の畑が広がる風景を撮影したことを思い出します。
ところ変われば、田園風景は、間違いなく観光資源になるわけです。
都会の人もそうでしょうし、まして外国の人もライステラスは風景としてとても美しいのではないかと思います。
これは、まさに地域の宝。
景観に対する感度をもっと高めないといけませんね…。