二宮尊徳さんの言葉に改めてしみる | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

春になって、あちこちの庭先にきれいな花々が咲いているのをみかけますね。

この家の人は種や、球根を秋ぐらいに植えたはずです。


今の春をイメージして、せっせと植込みをしたりしたと思うんです。

そういう準備があるから、いまこうやって結果が出ているわけです。

ちょっとだけ農をかじるようになって、そういう時間軸が植物の営みにはあることに気づきました。


スーパーに行けば、簡単に手に入る食べ物もそういう営みの結果であります。


これは、何も植物に限った話ではなく、モノゴトのすべてがそうで、一朝一夕にできるものなど実は何もないのですよね。


目の前のことに振り回されて、先を見る目がない自分に、いつも反省です。



二宮尊徳さんの言葉が改めて身にしみます。

『遠きをはかる者は富み 近くをはかる者は貧す。
それ遠きをはかる者は百年のために杉苗を植う。
まして春まきて秋実る物においてをや。
故に富有なり。
近くをはかる物は 春植えて秋実る物をも尚遠しとして植えず
唯眼前の利に迷うてまかずして取り
植えずして刈り取る事のみ眼につく。 故に貧窮す。』