昨日は、ハチ北高原の冬山開き。
安全祈願祭がとり行われました。
絶好の式典日和(スキー場にとっては、晴天なのがいいのかどうかなのかいうことろはありますが…)
今年もまた、冬山がスタートしました。
スキー場がなかったころ、おそらく冬山開きなどという神事はなく、雪が降る頃を見計らって、男では出稼ぎに行き、女は家を守ったでありましょう。
それは、家族にとってはつらい別れの日だったのだと思います。
いま、私達の町には、スキー場があり、それに伴った宿やがあり、そこに雇用があって、貴重な現金収入となりました。
そして、そこで育った私達は、スキーができる環境にあり、冬山は遊びの場であり、学びの場であり、生活の糧を得る場ともなりました。
私達にとって、スキーは単なるレジャーではなく、文化であり、生活の一部なんだということ…。
冬山開きで愛すべき鉢伏山を見上げながら、この冬に対して大きく誓ったのでした。