いま科学が発達し、あらゆるデータを収集することが可能となりました。
あるものごとをジャッジするために、データを活用して意思決定の材料にすることは絶対に必要だと思います。
ネットの世界では、それこそ、ビックデータと呼ばれる、おびただしいデータを瞬時に集め、ものごとの傾向を解析し、それをマーケティングなどに活かすようになってきています。
しかし、データだけの判断だけでなく、人間のインスピレーションやフィーリングもまた必要だと思うのです。
例えば、天気予報の世界においては、さまざななデータを集めることによって、その精度をどんどんと高まっています。
しかし、自然界でおきることは、そんなに単純なものではなく、やはり複雑なものであり、例外もときにしてあるからです。
そうであれば、人の感覚というものも加味することが大事だと思うんです。
まして、人間が関わることというのは、そこに人の意思が関わるわけで、それは、決してデータだけが全てであるはずはありません。
感情というもっとも複雑なものをとらえるのは、人の心だと思うのです。
データという客観的なもの、そして経験、勘という主観的なものそのバランスと両方の精度を高められてものごとが決せられれば、より大きな成果につながるのではないでしょうか?