先日、ジオパークビジネスシンポジウムの基調講演で、兵庫県立大学の佐竹先生が、語った言葉…。
もう、なんか強烈でした。
ある程度概念的なものは、理解しているつもりでしたが、こうきっぱりと言われると、ちょっとやはりショックでしたね。
しかも、そのことに例外はない、歴史の事実だと付け加えられるのですから、もうそれはたまらない状況でした。
しかし、こうもつけ加えておられました。
『人口には、定住人口と、交流人口というものがあります』
もう答えははっきりしていますよね。
定住人口の減少をできるだけ食い止め、観光客などの交流人口を増やすということなんです。
経済学の勉強をしてきたわけではないので、あくまで感覚ですが、
いわゆる新興国以外の東南アジアの国々をみると、観光客の誘客に相当力をいれているなーという感覚を受けるのですが、これもまた、上の定義にしたがったものといえるのではないでしょうか?
となれば、香美町や但馬が、今後も継続的に町として存続していくためには、交流人口の増大、つまりは観光客の増加なくしては考えられないということです。
観光は町のフラッグシップとならなくてはいけないわけですね。
あしもとを見れば、本当にたくさんの資源を持ち合わせている私たちの地域。それを活かすも殺すも住んでいる私たちの気持ち一つだと思います。