組織の中にあって、人の成長こそが、組織全体の成長につながることはいうまでもありません。
人が成長する場面というのは、究極的には、『責任』が発生したときだと思います。
経験を積むことは成長につながると一般的には言われています。
でも、そこに責任がなければ、ほんとうの成長にはつながらないというのが私の持論です。
もっといえば責任をとる覚悟ができた瞬間にもうその人は他の人より抜きん出て成長されているともいえます。
責任をとる覚悟ができた人は、自発的で、前向きです。
だから、あらゆることがどんどんと吸収されます。責任を果たすがためには、あらゆる角度からのチャンスをのがさまいとアンテナが張り巡らせるからです。
自分の成長を望むのなら、また他人の成長をのぞむのなら、どんどんと責任あることにチャレンジしていけばいいのではないでしょうか。
職場でだって、地域にだってそんなチャンスはごろごろと転がっているはず。チャンスはめったに訪れるものではないというけれど、チャンスってのは、普段気づかないからチャンスなんであって、だから、それは日常の中に潜んでいるんじゃないでしょか。