大会開催の危機 | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

昨日、北海道入りを果す。4年ぶりぐらいの北海道。


前回は、名寄での国体だったので、それ以来となる。


今回は札幌のホテルにてステイして、札幌近郊にあるテイネハイランドが、メイン会場。


過去の国体は、ほとんどが、地方での開催が多く(スキー場のあるところがそういう場所だから当然といえば当然なのだけれど…)札幌のような100万都市をベースにした大会というのは初めてである。


国体は、名のとおり国民最大のスポーツの祭典だから、もちろんそれぞれの競技を志しているものにとっては、あこがれや夢の舞台であることには間違いないのだが、それ以外に地域振興というもう一つの使命をもっている。


地域の人がボランティアスタッフで活躍したり、また宿舎、商店、納入業者にとってはそれなりの経済効果も見込めるものでもあるので、そういう一面があるのだ。


ところが、実は、2011年の冬季国体の会場がまだ決定しておらず、このままでいくと、来年は開催できなくなる可能性があるとのこと。


いろいろなファクターがあるとは思うが、国体が開催できない年ができてしまうほど、いまの日本は疲弊しきっているのだろうか。


スポーツを通じて得られるもははかりしれない。競技者にとっての最高の舞台はオリンピックであることには間違いないが、それでもオリンピック以外のものに価値がないのかというと決してそうではないはず。


大会を開催を通じて、得られるものも決して少なくはない。


いずれ、時期がくれば、わが兵庫にも、スキーの国体が誘致できるようにしていきたいが、それまではなんとかきれることなく、私たちの憧れの舞台であってほしい。