先日、某先輩の講演会があった。
テーマはあったのだが、内容は多肢にわたっていてとても興味深いものであった。
特に、印象に残ったのは二つ、一つは、人間の心は物体にも伝わるということ、それを実際の簡単な実験を通して説明していただいた。
そういえば、以前水に否定的な言葉を投げかけたり、肯定的な言葉を投げかけると、カビの発生状況が違ったりするような本がでていたことを思い出し、あらためて自分の心の持ちようがいろんなものに与える影響について考えさせられた。
もう一つは、潜在意識の話、人間の建材意識は、全体の人間の『意識』の中の5~10%で、それ以外の90~95%が、潜在意識なんだそうだ。
確かに、生命を維持するために、内臓が勝手に動いているが、しかし、ストレスがたまれば、内臓の機能が低下したりすることはよくある話だし、また、いろんな行動にしても、全ての行動が意識的に行われているわけではなく、無意識にしていることで、他人やいろんな人に影響を及ぼすこともよくある話だ。
しかし、その潜在意識があるということを知って、その潜在意識に対して、働きかけるということはできるわけであり、それによって人間の能力を大きく開花させることが可能になるのだ。
目の前に現れる事象だけにとらわれるのではなく、その裏側にあるものを見る努力をすることがよほど重要なのだと思う。