yahoo ニュースより
トヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」の販売台数が3か月連続の2ケタ増と絶好調だ。2009年7月に投入したハイブリッドモデル「HS250h」のせいだ。
自動車販売連合会が公表している「ブランド別新車販売台数」によると、レクサスの販売台数は、09年7月から3か月連続で前の年を上回っている。7月は6.0%増の1895台、8月は47.0%増の1745台、9月は31.8%増の3044台と順調だ。そして10月も52%増で約2400台に達すると見られている。
まったくもって、これは、時代の主軸になったといって過言ではないのだと思う。
新しい商品が世に登場して、『文化』が変わっていくように、この流れを止めることはできないのだろう。
ソニーがウォークマンを世に登場させて、音楽というものとの向き合い方が変わったように、また、インターネットが時代を変えていったように、ハイブリッドというものもまた、この世の流れを変えるものとなってきたのだと思う。
まあ、ウォークマンやインターネットほど、人の生活様式まで変えることはないとは思うが、運転というものに対する意識は確実に変わってくるのだと思う。
車に求められるものは『速さ』であるというのは、以前とは変わらない軸ではあると思うが、ハイブリッドのメーターにある平均燃費というものが、運転の概念を変えていっているように思う。
あれをみせつけられたときに、『今はどれだけ、スムーズな走りができて、燃費を向上させることができたか』という観点が入り込むようになってきたからだ。
システム思考家のドメラ・メドウズの著書の中でもそのようなことが書いてあったように思う。
彼女は、ホンダのハイブリッド車にのっているのだが、メーター内の燃費メーターを常に気にしながら運転している…旨の寄稿があったことを思い出す。