20数年前・・・ブログ部長・小澤が初々しい中学生だった頃・・・
中学の体育館で事件が起きた。
所属してた部活で使用していたスペースから
アメちゃんのゴミが出てきたのだ・・・。
『アメちゃん事件
』
・・・それを見つけたのは顧問の先生。
当時、学校でアメちゃんを食べるのは重罪だった・・・
部員が全員呼び出され、ヒステリックに説教され、犯人探しが始まった。
名乗り出る者はなかった。
結局、連帯責任を取らされることに。
部活の時間中、全員でずーーーっとランニング
。
1日目、2日目、3日目・・・
先生に謝罪をするまで許されなかった。
私は、これっぽちも謝罪する気はなかった。
「食べてへんのに!なんであやまらなあかんの!なんで信じてくれやんの??」
※三重弁
心で叫んだ。
しかし・・・
部員は、一人、また一人、ランニングから消えていった・・・
いつの間にか、先生に謝罪していたのだ。
私は罪を犯してないのに謝る行為が理解できなかった。
最後の一人になるまで走った。
最終、部員の一人が「先生が、もういいってよ。」と伝えてきた。
悔しかった。
先生はそれ以来、私の目を見て話してくれなくなった。
悔しかった。
結局犯人は見つからず『アメちゃん事件』は未解決のまま終わった。
そんな、小っちゃい事件・・・と思うかもしれない。
でも、アメちゃんを見るたび、食べるたび、私は未だに思い出してしまう。
そんなちっちゃい『アメちゃん事件』から、私も大人になりました。
今の私なら・・・・
速攻、謝ってるな
。
とはいえ、あん時の自分、嫌いじゃなかったな・・・
そんなこんなを思い出させてくれた、
心えぐる、心ふるえる、心乱れる、心洗われる、衝撃的な映画に出会いました。![]()
『ソロモンの偽証 前篇・事件』
(C)2015「ソロモンの偽証」製作委員会
あの!ベストセラー作家・宮部みゆきさん
記録的な大雪が降ったクリスマスの朝・・・
雪の校庭に転落死した男子生徒・・・
彼は、自殺か、他殺か・・・
いったい彼はに何があったのか、彼はどんな人物だったのか・・・
警察は自殺と断定。
しかし、匿名の告発状が、校長、そしてクラス委員・藤野涼子の元に届く。
・・・・犯人は〇〇〇〇だ・・・・・
大人たちは犯人を名指しした告発状を隠そうとする。
告発状の差出人がわからないまま、マスコミまでもが動き出す。
みんな、彼の死に疑問を持ち始める
藤野涼子は、自殺で片付けようとする大人たちの言動に納得できない。
そして、自分たちの手で“真実を”見つけようとある決断をする!
劇中の子供たちの救いの見えない痛み、苦しみ、哀しみが
観る者の心をを巻き込む。
彼らを心から救い出す術は無いのか?
大人の責任てなんだ?
今一度、考えて観ようと思う。
これはもう、
間違いなく、問題作
間違いなく、観たことを後悔させない
間違いなく、後篇/裁判 が心待ちになる
みなさまの傍聴
を心
よりお待ちいたしております。


