危うく・・・ | 新米ママ(姉)と助産師(妹)の GOGO育児

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新米ママの姉、助産師の妹が、楽しくGOGO!と進んで育児をしていく日々を綴ります。
一つの命の誕生とともに、人が育っていく楽しさを伝えられたら嬉しいです。

【姉のKaoruより】

突然ですが、これ、なんだと思いますか?



スイカの種でもありません。

虫でもありません。

大きな鼻◯◯ではありません。


豪ちゃんの『臍(へそ)の緒』です。


「臍の緒がとれたとき、ゴミと勘違いして捨てちゃうママがいるから気をつけてねー」

と妹に言われていました。


生後11日目のある日の朝、

おむつに茶色い塊が。

「ん?ウ◯チかしら?」

とティッシュに包んで捨てようとした私。


「待て待て!、これ臍の緒じゃない?」

と豪ちゃんのおへそをみると、

つるんとキレイにいました。


妹に教えてもらえなかったら、危うく捨ててしまうところでした。


大事な臍の緒くん。

出産したときに妹が処理をしてくれたのでした。



今は箱に大事にとってあります。



【妹のMaikoより】 


いやー、悪いけど
鼻○○だよねσ(^_^;)
へその緒くん
捨てられなくてよかったね~笑
 
今回は
へその緒について
お話しします。

そもそも
『えっ!へその緒って
最初からあんな短いの?』

「へその緒」は 
長さは50~60センチくらいあるんです。

ママの身体の中にある胎盤と
赤ちゃんをつないでいる管で
太さは大人の中指くらい。
しかも、ぷるんぷるんです。

へその緒は
胎盤を通じて
赤ちゃんに栄養や酸素をはこび
逆にいらないものや二酸化炭素を
ママに返します。

生まれた直後に
チョキンと
はさみで切られて
止血のためのクリップ。

それから、
毎日 ママに消毒してもらって、
7~10日で乾燥してポロリ。

日本はへその緒を
桐の箱に保管してますが、

外国の方に
とれたへその緒を
お渡しすると

「えっ!それ、ゴミだよね?!
いらないよ、そんなの!笑」

と言われ
文化の違いを感じます。笑

とつきとおか
ママと赤ちゃんを繋いでくれていた
大切な管。

鼻○○や
ゴミだと言われても
なんとも愛おしくなり
やっぱり
桐の箱に入れたくなります。

へその緒くん
私が切らせてもらった時
まだあったかくて
ここが
生命が育った道だと思うと
やっぱり感動してしまったよ。

豪ちゃんとおねーちゃんが
お世話になりました。

おねーちゃんの指輪の箱を
寝床にゆっくり
休んでくだされ^_^


☆生後142日目の豪ちゃん☆