7月22日の深夜23:30、新日本海フェリーは定刻通りに苫小牧東港を出航した。
ああ、終わっちゃった…
ほろ酔い加減のふわふわした心持ちと、ふっと気が抜けたような脱力感が入り混じった、不思議な感覚。
帰りの船の中はいつもこんな感じだ。
揺れに身を任せながら昏々と眠り、目が覚めたら少し呑んで、食べて、船内をぶらっしてまた眠る。
本当によく眠る(笑)
そんなわたしでも、翌23日の日没は船尾から眺めることができた。
鏡のような穏やかな日本海と、美しい夕暮れ。
熊出没やら、嵐やら、キー付け忘れ…今回もいろんなことがあったけど、
こんな極上の夕日を眺めていると
「いい旅だったね」
とお天道様が祝福してくれているような気がしてくる。
そのお天道様次第、そして気分次第で旅した10日間は、日常にはない貴重な日々。
わたしにとってのエネルギー源、働く糧であることに間違いないだろう。
やめられないよなぁ、幾つになっても。
うーん、もうほとんど中毒状態かしら!???(笑)
北海道滞在もあと数時間。
最後の最後になって愛車のキーが手元にないことに気づいた、お間抜け具合はさておき…(苦笑)
そのままバイクについていてくれることを祈って&信じて、登別宴会に突入!
この日が上陸初日のシェフA氏と、滞在3日目・美深から南下してきてくれたネクタイダーことおおたかさん、
そしてyou-koちゃんと旦那様のFJ氏、
店番を抜けてそれぞれ時間差参加して下さったしもPさんとカヨさん。
そして道内最終日のわたし。
再会とそれぞれのこれからを祝して乾杯♪
とともに、北の美味しいもののオンパレード!!!\(≧▽≦)/
歯応えがたまらないホッキ刺身♪
活エビは誰も手を下せず、お店の方に剥いてもらったり…(笑)
そして旬の生ウニは、最高の贅沢!!!
フェリー乗船に間に合う時間ギリギリまで呑んで、食べて、笑って、いい旅の打ち上げとなりました。
再び苫小牧東港まで送り届けてくれたyou-koちゃん夫妻はじめ、みんな
本当にありがとう!
そして、果たしてシェルパのキーは?
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ヘルメットホルダーの鍵穴にささったまま…(爆)
ああ、やれやれ。。。ホッとしたものの
事情を知っていたyou-koちゃん夫妻にはすっかり心配おかけして、本当に申し訳なかったです。
ごめんなさいm(_ _)m
帰省の最終日は、仲良しのお友達・えのみちゃんと待ち合わせて湯巡りと散策♪
首都圏で温泉って意外かもしれないけれど、
実は東京の大田区から川崎~横浜にかけては「黒湯」と呼ばれる黒褐色のモール泉が湧出していて。
その湯は、地元の銭湯等でしっかりと守られているのです。
まずは朝風呂ってことで、金沢文庫駅から住宅街へと入った能見堂・赤井温泉にGO!
えっ、こんなところに???
驚くほど周囲の家並にとけ込んでいる佇まいでありました(笑)
名前は赤井温泉だけど、湯は黒い。
そして熱めなので、のぼせないように気をつけて…っと。
そういえば二人でお風呂を楽しむのって、去年のセントレア「風の湯」で仁王立ちして以来だね。
あの日も楽しかったね~♪
なんて話しているうちに、あれ?もうお昼近く!???
ありがたいことに風も穏やか&うららかな春のような陽気で、湯冷めの心配もなく
「さすが晴れ女のわたしたち♪」
と自画自賛しながら、京急線で東に移動。
わたしの大好きな中華料理屋でえのみちゃんの大好きな餃子を食べて、超満腹状態となり…(爆)
これは歩かないかん!という訳で、早速ウオーキング開始。
鶴見市場駅から生麦駅までの約5km。
旧東海道の史跡があったり、鶴見川橋から潮鶴橋にかけては水辺の眺めも楽しめていい感じ。
地元が近いわたしにとっても、目から鱗だったなぁ。
(この散策コースはえのみちゃんがパンフレットから見つけてくれたのだ)
そして魚河岸通りを経由して、生麦へ。
道すがら立ち寄ったJR鶴見線の国道駅には、ノスタルジックな昭和の風が吹いていた…
映画やドラマのロケ地としても有名だそうで、駅舎は現役。
その高架下も当時の雰囲気のまま残っているのだけど、店舗は全て閉鎖されていて無人状態。。。
暮らしの気配が消えてしまっていたのがちょっと淋しかったかな。
そしてシメの二湯目は生麦の朝日湯温泉。
市内数ある黒湯の中でも、ここは特にお気に入りの一つ。
とはいえ、超久々なもので建て替えしていないか心配だったけれど、、、
そのままの姿でホッ♪嬉しかった。
黒褐色というよりもほぼ真っ黒に近い湯で、身体の芯からぽかぽかに温まる~(*^^*)
そして湯上りに一杯ひっかけて喋り倒し、帰路につきました。
えのみちゃんには帰りの新幹線の時間ギリギリまでつき合ってもらっちゃって、感謝&感謝です。
いつも充実した楽しい時間をありがとう!
次回は菜の花を観に行こうね。
この週末は帰省しておりました。
母・ヨーコさんの77歳=喜寿のお祝い。
バースデーは11月のところ…記念の写真撮影の予約が一杯で、約ふた月遅れなのだけれども。
でもまぁ、元々数え年のお祝いなのに満年齢でやっちゃってるし(笑)
「しきたり諸々よりも、気持ちが大事」と思っている母娘なので、全く問題なし♪
まずは金曜日、仕事をやっつけて新幹線に飛び乗り…
車窓より素晴らしい富士山を眺めつつ、東へ。
そしてその晩は、わたしの帰省に合わせて同級生が集まってくれた呑み会。
ちょこちょこ会っている仲良しさんををはじめ
なんとウン十年ぶりの懐かしい顔も揃って、大盛り上がり!
時空を超え、気持ちはあっという間に机を並べていたあの頃に戻っているんだよね。
嬉しかった&楽しかった~♪(≧▽≦)
楽しいお酒を翌日に引きずりそうになりつつも、、、しかしやはりメインイベントはこちら!
土曜日はヨーコさんとともにフォトスタジオのある日比谷へと向かい…
非日常を楽しんでもらいつつ、エレガントな姿で記念撮影。
気に入った写真が撮れたようで良かった!(^^)
道すがら教えてもらった、亡き父との有楽町での思い出話をはじめ
いろんな話をしながらのんびりゆっくり楽しめたランチも有意義な時間でありました。
普段は離れているけれど、
これからもこうした穏やかで幸せな時を重ねていけますよう。
そして、これまで注いでくれた愛情に感謝しつつ
ほんの少しでもそのお返しができたなら…と、願っているわたしです(*^^*)
バイクをフェリー港に置き、you-koちゃんの旦那様・FJ氏の車に便乗させていただいて登別着。
そしてまずは、しもPさん&奥様カヨさんのお店にお邪魔して久々の再会♪
約2年半ぶりだったかな?
お二人とも変わりなく、元気にお仕事頑張ってみえてよかった!
で、登別だもの♪やっぱり温泉。
ほんのり白濁した「さぎり湯」の硫黄泉で、お肌はスベスベさらさら。
ふぅ、極楽極楽~♪
身も心も完全に弛緩していたのだけど…
ここにきてアクシデント!
シェルパのキーがないっ。。。(>_<)
ああ、やっちゃった。
温泉の脱衣所や車の中を探してみてもないので、多分バイクにつけたままなんだろうなぁ。
じたばたしても始まらないので
そこにあってくれることを祈って&信じて、宴会へと突入することに。
もしなかったら、、、
その時はその時だわ!(爆)
社台スタリオンステーションを後に、苫小牧へ。
そして漁港向かいの 「ぷらっとみなと市場」でyou-koちゃん夫妻と再合流して、お昼ごはん。
できれば漁港内のマルトマ食堂でホッキ料理をいただきたいところだったけれど、この日は日曜=定休日。
でもぷらっと市場でもイベントが行われていて、楽しくランチできそう♪
と、イベント会場で謎のゆるキャラ(?)発見!?
仮設ステージでのフラダンスショーに合せて、ゆらゆら怪しいステップを踏んでいる(笑)
ゆるキャラの割にお暇そうな、これは…
ホッキ貝のホッキー。
なんとなく手持ち無沙汰=かまって欲しいオーラ漂う雰囲気といい、このアバウトな造りといい…
かなりツボにはまってしまったyou-koちゃんとわたしでありましたw
市場で脂のりのりのホッケ焼き定食をいただき、新日本海フェリー・苫小牧東港入り。
出航は深夜なのだけど
予め港にバイクを置き、車に便乗させてもらって登別へと向かう。
友人のしもPさん夫妻がお引越しして以来、集合拠点として定着しつつある登別温泉。
今回もこの日のお昼に苫小牧上陸したシェフA氏と、道北を走っていたネクタイダーことおおたかさん、
そしてyou-koちゃん夫妻と道内最終日のわたし。
仲間5人で待ち合わせ♪
その宴会で呑めるように…というyou-koちゃん夫妻のご厚意での車便乗、
本当にありがとう♪
そして家業の民芸品店の切りもりで忙しい中迎えて下さる、
しもPさんと奥様にも感謝&感謝なのだ。
元旦から、既に10日も経ってしまいましたが…(爆)
明けましておめでとうございます。
この地方は風もなく、きれいに晴れた穏やかな年明けでした。
大勢の初詣のお客さんで賑わった神社でのお務めを終え、
明けて2日は
お雑煮やちょっとした肴で濁酒をいただきつつ、我が家でのんびりまったり~。
そして翌日より、野沢温泉へスキー。
あれよあれよという間に降り積もる雪にびっくりしながらも、メゲずに滑って滞在三日目。
ようやく青空が。
しかも!
サプライズで仲良しのお友達・Maちゃ♪の旦那さま&娘ちゃんも合流してくれて、
とっても楽しかった~♪(≧▽≦)
(残念ながらお友達自身は体調不良だったので、ちょこっとお見舞いに寄らせてもらったりも)
去年、わたしが「スキーをやろう」と思い立ったきっかけは、
この仲良しのお友達ファミリーと雪遊びしたかったからでありまして…(詳しくは→こちら)
夢に一歩近づいた感じですw
次回はMaちゃ♪も一緒に、満願成就だわ~。
そんなこんなで始まった2013年、本年もどうぞよろしくお願い致します。
ブログもゆるゆると続けていきます。
というか、
夏の北海道の旅もまだ完結していないので、頑張って更新しなくっちゃ、、、ですね(^^;
木の香も心地よい友人宅のログハウスで目覚める朝…
上陸10日目の今日は、道内最終日。
熊出没だの、嵐だの、いろんなことがあって長い旅にも思える一方、
なんだかあっという間だったような気もする。
のんびり朝食をいただき、坂を上って周囲をぐるりと散歩。
隣接する牧草地や林では、冬はスノーシューなど雪遊びができるのだそう♪
「雪の季節にも是非遊びに来てね」とyou-koちゃん。
ありがとう。
今度は旦那も一緒にお邪魔させてね(^^)
そして少しずつ慣れてきてくれたお家のにゃんこ達にもお別れをして、一旦ソロで出発。
午前中に用事のあるyou-koちゃん夫妻とは苫小牧で再び落ち合うことにして、
向かったのは社台スタリオンステーション。
現役時代に活躍をして種牡馬になった名馬たちの放牧場は、超豪華な顔ぶれ。
中でも特にギャラリーが多いのが、このディープインパクトだ。
(競馬に興味のない方でも名前は聞いたことがあるかと)
ゆったりと草を食み、ラチ沿いをのんびり歩く姿はとても穏やかな眺め。
厳しい勝負の世界で頑張ってきたご褒美だね。
いや、まだ優秀な産駒を残すサイアーとしての戦いの真っ只中なんだろうけれども…
でも、種付け交配なんて人間の勝手な都合だもの。
お馬自身には関係ない。
わたしは競馬場よりも、こうして牧場で会うお馬の姿の方が好きだ。
全力でターフを疾走する姿も美しいが、どこか哀しい。
そしてこんな人生ならぬ馬生が用意されているのは、競走馬として生まれてきた仔たちのごくごく一部…
ほんのひと握りでしかないという現実も、悲しいのだよなぁ。